ハムスターのお迎えにあたり、初めに用意するアイテムの1つがケージ。
ハムちゃんにとって一生を過ごす場所なので、快適なケージを選んであげたいですよね。
しかしネットやペットショップでは、実に多くの種類が販売されています。
「いまいち違いがわからない」「どうやって選べば良いか迷う」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はハムスター用ケージの種類や、それぞれの特徴、選ぶときのポイントを解説しました。
これからケージを準備する方や、買い替えを検討している方もぜひ参考にしてみてくださいね^^
ハムスターのケージは2種類
ハムスター用のケージは、大きく分けると2種類です。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
水槽タイプ
個人的におすすめしたいのは、水槽タイプです。
私も初めてハムスターをお迎えするとき、いろいろ調べて水槽タイプを購入しました^^
水槽タイプのメリットは以下のとおり。
- プラスチック製だと軽い
- 冬は暖かい
- 床材を掘っても周囲が汚れない
- 安全性が高い
特に重視したのは安全性です。
後述しますが、水槽タイプのケージならハムちゃんが歯を悪くしたりケガするリスクを減らせます。
ただし次のようなデメリットも。
- ガラスやアクリル製だと重い
- 夏は蒸し暑い
- 蓋がないタイプだと脱走の危険
水槽タイプで飼う場合、夏の温度管理には注意しなければいけません。
ハムスターは暑さに弱く、28℃を超えると夏バテをおこす危険が高まります。
また梅雨時期は、湿気がこもりやすい面もあるでしょう。
ジメジメした環境は雑菌が好むため、ハムちゃんが感染症にかかるおそれも。
これらの要素を踏まえて、自分にとって使い勝手が良さそうか考えてみましょう。
金網タイプ
ハムスター用ケージのなかで、もっとも流通しているタイプ。
値段がリーズナブルで、手に入りやすい特徴があります。
金網タイプのメリットは下記のとおり。
- 夏は涼しい
- 比較的軽い
- 安価
一方で、次のようなデメリットもあります。
- 床材などで周囲が汚れやすい
- 冬は寒い
- よじ登ってケガ
- 齧り癖がつきやすい
特にケガや齧り癖のリスクは考慮しておきたいところです。
金網タイプは、好奇心旺盛なハムちゃんがよじ登って遊ぶ可能性大。
また、ケージの齧り癖が付くと不正咬合という歯の病気になりかねません。
ケージを選ぶ際は、愛ハムが健康で過ごせるかどうかを視野に入れてみましょう。
参考記事:
ハムスターのケージを選ぶときのポイント
ハムスターのケージを選ぶときは、次のポイントをチェックしてみましょう。
- 十分な広さがあるか
- お世話しやすいか
それぞれについて補足します。
十分な広さがあるか
ハムちゃんは活発な動物です。
ケージに適度な広さがないと、ストレスをためやすくなります。
目安となる床面積は以下です。
- ゴールデンハムスター:35cm×45cm
- ジャンガリアンハムスター:35cm×25cm
ハムスターは高いところに登らない動物ですが、あまりに天井が低いと脱走するおそれがあります。
高さは、25cm以上を確保すると安心です。
お世話しやすいか
ケージは適切な頻度で掃除しなければいけません。
ごはんを用意するなどの、毎日おこなうお世話もあります。
そのため、掃除やグッズの出し入れがしやすい形状のケージを選ぶのがおすすめ。
大きく開く扉や、上下がセパレートになるものが良いでしょう。
また大きすぎるケージは、洗うときや移動するときに大変です。
ハムちゃんだけでなく、自分にとっても使い勝手が良いケージをチョイスしましょう。
【水槽タイプ】おすすめのハムスターケージ
ここからは、種類別におすすめのケージをご紹介します。
まずは水槽タイプから。
ferplast/ミニデュナ マルティ
一般的なハムスターケージより、広々した作り。
おもちゃを複数入れて遊び場を充実させたり、大きめの回し車を設置することもできますよ^^
天井が開くので、グッズの出し入れやお掃除も楽です。
SANKO/ルーミィ ブルー
中が見やすい透明ボディと大きな扉で、ハムちゃんとの距離が縮まりやすい作り。
ハムスター用パイプで遊び場を作ったり、“カクレガ”でくつろぐ姿も見られます。
サイレントホイール(回し車)、給水ボトル、透明食器がセットなので、飼育のスタートにも最適です。
GEX/グラスハーモニー450プラス
おしゃれケージとして知られるグラスハーモニーは、インテリアともよくなじみます♪
上下セパレート&大きな前面扉でお世話もらくらく。
透明感があるので写真もキレイに撮れますよ^^
参考記事:
【金網タイプ】おすすめのハムスターケージ
金網タイプでおすすめは、こちら♪
ファープラスト/クリセッティ9 ハムスター用
ポップでおしゃれな色使いが素敵なハムスターケージ。
回し車、ハウス、エサ入れ、水飲み容器のセット付きで、必要な飼育グッズがそろいます。
ハムスターが快適に暮らせるケージを選ぼう
ハムスターのケージには大きく分けて、水槽タイプと金網タイプの2種類があります。
どちらにもメリットがありますが、もっとも重視すべきなのは「安全性」です。
ケージはハムスターにとって、生涯のほぼすべてを生活することになる大切な場所。
野生なら住まいが気に入らなくても移動すれば良いですが、飼育下ではそうはいきません。
ハムちゃんは「与えられた環境でしか生きられない」ということを踏まえて、安全に過ごせるケージを選んであげましょう。
それでは♪
お読みいただきありがとうございました♡