しあわせハムDiary

かわいいハムスターとの楽しい暮らしのガイド

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ハムスターケージのレイアウトは?飼育グッズの配置例とケージの置き場所も解説

ケージはハムスターにとって一生のほとんどを過ごす場所なので、居心地のよさを重視してあげたいですよね。

 

トイレやエサ皿などのレイアウトも、かなり大切なポイントになります。

 

しかしペットショップでのレイアウトは、お客様に見てもらいやすいように特殊であったり、掃除しやすさの観点からトイレが設置されていないこともしばしば。

 

あまりショップを参考にせず、ハムスターの気持ちや行動に寄り添ってレイアウトするのがおすすめです。

 

今回は

  • ハムスターに必要なケージの大きさ
  • 飼育グッズのレイアウト例
  • ハムスターケージのレイアウトで注意したい3つのこと
  • 部屋の中でケージを置くのに適した場所

について解説します。

 

不適切なケージ環境やレイアウトは、ハムちゃんのご機嫌をそこねたり、体調不良を招きかねません。

 

ぜひ本記事を参考に、ハムちゃんにとって快適な住まい作りをしてみてくださいね。

 

【レイアウトの前に】ハムスターケージの大きさは十分?

飼育グッズのレイアウトをする前に、ケージの大きさが足りているか確認しましょう。

 

ケージに十分な広さがないと、飼育グッズが置けなくなってしまうためです。

 

床面積は

  • ゴールデンハムスターなら35×45㎝
  • ドワーフハムスターなら35×25㎝

を目安にしてください。

 

どちらも、高さ25㎝は確保しましょう。

 

またゴールデンハムスターは縄張り意識が強いため、多頭飼いは厳禁。

 

必ず、1匹に1つケージを用意しましょう。

ハムスターケージ【レイアウト例】

ケージにセットするアイテムは床材、回し車、巣箱、トイレ、砂場、エサ皿、給水ボトルの7つ。

 

それぞれの置き場所でポイントとなるのは

  • ハムちゃんの動線を意識すること
  • 死角を作ってあげること

です。

 

なお、下記のレイアウトはあくまでも一例なので、ハムちゃんの個性に合わせて都度アレンジしてみてくださいね。

 

床材

2~4㎝を目安にふっくらと敷きます。

 

床材はハムスターにとって

  • 穴掘り
  • クッション材
  • 保温

などの効果があるので、ケチらずたっぷり入れてあげることがポイント。

 

冬は寒さ対策のため、通常より多めの床材を敷いてください。

 

回し車

ケージの入口付近より中央か、奥に設置します。

 

ちなみにハムちゃんが走るときはかなりスピードが出るもの。

 

万が一転んだときのことを考えて、回し車の近くには物を置かないようにしましょう。

 

巣箱

隠れ家となる巣箱は、ハムちゃんにとってプライベートな空間。

 

ケージの一番奥に入れてあげましょう。

 

本来のハムスターは身づくろいからごはんまで、ほとんどを巣箱で過ごすもの。

 

ほかのところで寝ることが多かったり、ソワソワと落ち着かないときは

  • 巣箱自体、あるいは置き場所が気に入っていない
  • 体調不良
  • 暑い

などの可能性が考えられます。

 

巣箱で過ごせているかどうかは、ハムスターの体調とご機嫌のバロメーターの1つととらえてみてくださいね。

 

トイレ

野生では、地下に巣穴を掘って暮らしているハムスター。

 

巣穴の中はいくつかの部屋に分かれていますが、トイレは寝床から最も遠いところにしています。

 

綺麗好きのハムちゃんらしい行動ですね。

 

トイレをセッティングするときも、巣箱と対角線上に置くのがベストということになるでしょう。

 

ただし、お迎え当初でトイレを覚えていないハムスターは、人目が怖くてトイレに行けなくなっている可能性もあります。

 

そんなときは

  • トイレを巣箱の近くにしてあげる
  • トイレから巣箱までの道に死角を作る

などの工夫を。

 

いずれの場合も、排泄がしやすいようにしっかり固定してあげましょう。

 

砂場

砂場はケージの角に置くのが良いですが、スペースが足りないときは無理に置かなくてもかまいません。

 

ただし砂浴びには皮膚や被毛を健康に保つ役割があるので、1日1回、ハムちゃんが起きているタイミングで入れてあげましょう。

 

給水ボトル

巣箱とトイレ以外の、空いている窓側に置きます。

 

ハムちゃんが飲みやすい高さに調整しましょう。

 

エサ皿

動線を考えると、給水ボトルの近くに置くのがベストです。

 

我が家のシナモンも、ごはんを食べたあとに水を飲んでいます。

 

なお、エサ皿はハムスターがひっくり返すと床材が混ざって不衛生になりがち。

 

陶器製で重さがあるものを選びましょう。

ハムスターケージのレイアウトで注意したい3つのこと

基本のレイアウトをご紹介しましたが、もちろんアレンジもOKです。

 

ハムちゃんの個性に合わせて、セッティングしてあげてください。

 

ただし

  • フリースペースを確保する
  • 脱走に注意する
  • 途中でレイアウトを変えない

という3点には注意したいところ。

 

順番に補足します。

 

フリースペースを確保する

飼育グッズの1つといえば、ハムちゃん用のおもちゃ。

 

トンネルやアスレチックなど様々なものがありますが、いくつも入れすぎるのは禁物です。

 

おもちゃを入れすぎて、運動するスペースがなくなるとストレスや運動不足につながります。

 

ケージ内は必要最小限のグッズ+おもちゃを1個程度にしておきましょう。

 

脱走に注意する

ハムスターは活発かつ、好奇心旺盛なので、ケージを脱走することがあります。

 

当然ながら、ケージの外は危険がたくさんあるので、飼い主さんが見張っていないときは部屋に出してはいけません。

 

またハムちゃんは巣箱を踏み台にしたり、金網ケージをよじ登って脱走するパターンが多いです。

 

  • 十分な高さがあるケージにする
  • 金網ケージを避ける

などの対策をしてくださいね。

 

途中でレイアウトを変えない

原則、一度決めたレイアウトは変えないようにしましょう。

 

急に配置が動いたり、記憶していたのと違ってしまうとハムちゃんが不安になります。

 

お迎え当初に試行錯誤でいろいろ変えてしまうこともあるのですが、しっくり来たらあまり変更しないようにしましょう。

ハムスターケージは部屋のどこに置くべき?

ケージ内のレイアウトも大切ですが、ケージをお部屋のどこに置くかも重要です。

 

ケージの置き場所として好ましいのは

  • テレビの音などがうるさくない
  • 昼は明るく、夜は暗くなる
  • 犬や猫がいない
  • 快適な温度である
  • 近くに倒れてくるものがない
  • 床に直に置かない(人の足音が響くため)
  • 人目にジロジロ晒されない

の8つを満たすところです。

 

お部屋の間取りなどの関係で、これらすべてを満たすのが難しいければ「なるべく」でもOKです。

 

できる限りの工夫をして、ハムちゃんが快適に過ごせるよう努めましょう。

ハムスターケージのレイアウトは、ハムちゃんの気持ちを考えて決めよう!

今回のまとめです。

 

前提として、ケージは飼育グッズを置いても余裕があるくらいの十分な広さが欲しいもの。

  • ゴールデンハムスターで35×45㎝
  • ドワーフハムスターで35×25㎝

この床面積は確保しましょう。

 

そのうえで、重要なポイントは以下のとおりです。

 

  • 飼育グッズは、ハムスターの動線を意識しながらセッティングする
  • おもちゃを入れすぎない
  • 脱走防止のため、25㎝以上高さがあるケージにする
  • レイアウトは途中で変えない
  • ケージの置き場所にも配慮する

 

ケージはハムスターにとって、生涯のほとんどを過ごす大切な場所です。

 

居心地よく暮らせるように、ハムちゃんにとって最適なレイアウトを考えてあげましょう。