基本的には散歩がいらないハムスターですが、コミュニケーションの一環として「部屋んぽ」をさせることもできます。
部屋んぽは、人に慣らす、適切な運動になる、ストレス解消になるなど「ハムちゃんにとってのメリット」も多いもの。
同時に、可愛いハムスターと触れ合えるという「飼い主さんにとってのメリット」もありますよね^^
しかし間違った部屋んぽは、ハムちゃんを危険にさらすこともあるので注意が必要です。
今回はハムスターを部屋んぽさせるときに気を付けたいこと、部屋んぽで起こりやすい事故について解説します。
また安全に部屋んぽをさせるための対策もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ハムスターの部屋んぽで起こりやすい事故とは
ハムスターの部屋んぽで起こりやすい事故は次の4つです。
- 誤飲
- 骨折
- 感電
- 人災
順番に見ていきましょう。
誤飲
私たち人間の食べこぼしなどが落ちている場合があります。
ハムスターは雑食ですが、食べると危険な食材も。
害のあるものをうっかりほお袋につめてしまうと、呼吸困難やけいれんなどの中毒症状を引き起こすこともあるので注意しましょう。
骨折
テーブルやソファーの上で散歩させるときも要注意。
ハムスターは目がよくないので、テーブルやソファーの端がわからず落下してしまうことがあるからです。
また落下した衝撃で足を骨折してしまうことも多いので、これらの場所では目を離さないようにしてくださいね。
感電
コード類を噛んでしまうと、ハムスターがやけどを負ってしまいます。
最悪の場合は、そのまま感電死するおそれも。
さらに漏電した場合は火災にもつながるので、コード類の出しっぱなしは危険です。
部屋んぽの際は片付けるか、ガムテープなどで壁に固定しましょう。
また掃除用の薬やゴキブリホイホイに遭遇したり、家具のすき間や下に潜り込んで出てこなくなることもあります。
とにかく「散歩中は目を離さない」を徹底してくださいね。
人災
人災とは、人が踏んでしまう、ドアの開閉で挟んでしまうといった事故です。
誤飲や感電は事前に回避できますが、人災は「自分が気を付ける」以外にありません。
これがもっとも怖い事故で、なおかつ精神的ダメージは計り知れないものがあります。
ハムちゃんとの部屋んぽは、よい面だけでなく危ない要素もあることを肝に銘じてくださいね。
ハムスターの部屋んぽには、ペットサークルがおすすめ
先にお伝えしたとおり、ハムちゃんの部屋んぽには様々な危険も潜んでいます。
そこでおすすめしたいのが、ペットサークルを使うこと。
ペットサークルなら、ハムスターにとって危険なものをすべて排除した空間が作れます。
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ペットサークルは意外と高価な場合が多いですが、リーズナブルなものを発見しました。
100均などで手作りしても同等のお値段はすると思うので、手間を考えたらコスパもよしです。
しかも組み立て不要で、折りたたんで収納できる点も気に入っています^^
なお、一度ケージから出して散歩させたら、毎日させる必要があります。
ハムスターが一回通った場所は、ハムスターの縄張り。
縄張りを毎日チェックしたいと思うのは、当然のことですよね。
当たり前のことが毎日できないとストレスを感じる子が多いので、必ず日課にしてあげましょう。
ハムスターから寄ってくるのを待とう
部屋んぽ中は、つねに飼い主さんが観察しておく必要があります。
ただむやみに人が動くと、踏んづけてしまうなどの「人災」につながりかねません。
特に部屋んぽ中のハムちゃんは素早く走り回ることも多いので、「気付いたら足の下にいた!」なんてことも。
またお迎えして間もないときはハムちゃんも手探り状態です。
追いかけまわすようなことはせずに、ハムスターのペースで部屋んぽさせてあげましょう。
慣れてくるとハムちゃんのほうから寄ってきてくれることもあって、とても可愛いですよ^^
適切な部屋んぽで、ハムスターとのコミュニケーションを楽しもう
ハムスターの散歩は、飼い主さんとハムちゃんの双方にメリットがあります。
ただし、部屋のなかを散歩させると
- 誤飲
- 骨折
- 感電
- 人災
などの事故が起こりやすいため、注意が必要です。
ペットサークルを用いるなどして、安全に散歩させてあげましょう。
適切な部屋んぽで、ハムちゃんとのコミュニケーションを楽しんでくださいね^^
それでは♪
お読みいただきありがとうございました♡