しあわせハムDiary

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ハムスターの甘噛み、本気噛みの意味は?手を噛んでくる5つの理由と対策

飼っているハムスターに手を噛まれて、その理由がわからず困っていませんか?

 

実は我が家の先代ハム『シナモン』も、お迎え当初は私の手をガブガブ噛んでいました。

 

甘噛み程度なら痛くないですが、本気で噛まれると血が出るほど痛くて…当時はかなり悩んだのを覚えています。

 

でもいろいろ調べて試した結果、あんなに噛んできたシナモンもまったく噛まない子になりましたよ^^

 

ですから、今ハムスターに噛まれて悩んでいる飼い主さんも安心してくださいね。

 

本記事では、ハムスターが手を噛む理由を5つ解説していきます。

 

またそれぞれに対しての対処法もお伝えしていきますので、あわせて参考にしてみてください。

 

ハムスターが手を噛む5つの理由

ハムスターが手を噛んでくるときは、次の5つの理由が考えられます。

  • 警告や確認のために甘噛みする
  • 恐怖心から本気で噛む
  • 妊娠/子育てをしている
  • 体調が悪くて噛む
  • 動物性たんぱく質の不足

順番に見ていきましょう。

 

警告や確認のために甘嚙みする

甘噛みとは「甘えて噛む」ではなく、軽く噛むことを指しています。

 

野生のハムスターは群れを作らず単独で生活する動物。

 

私たち人間や犬は他者に甘えますが、ハムスターには基本的にない感情です。

 

ではなぜ甘噛みするのでしょうか?

 

理由は

  • 意思表示や警告のため
  • 興味本位や確認のため

の2つが考えられます。

 

意思表示や警告のため

お腹が空いた、降ろしてほしいなどの意思表示をしています。

 

もっとも多いのは、手乗りの最中に噛んでくるパターン。

 

「もう降りたい」「ケージに戻りたい」というときに甘噛みで意思表示をし、それが伝わらないと強く噛みます。

 

最初はそうでもなかったのに、いつのまにか本気噛みに…というときは、このパターンが多いです。

 

「前後の動作」などからハムスターの様子をよく観察し、何をアピールしているのか読み取りましょう。

 

興味本位や確認のため

飼い主の手の匂いがいつもと違うときなど「これはなんだろう?」と噛んで確かめたりします。

 

なかには好奇心で噛んでいるケースもあるでしょう。

 

この場合、噛ませ続けていると「噛み癖」につながってしまうので、なるべく噛ませないことが大切です。

 

強く噛まれる前に降ろしてあげたり、噛まれそうになったら手を引っ込めるようにしてくださいね。

 

恐怖心から本気で噛む

血が出るほど強く噛まれた場合、飼い主を怖がっている可能性が高いでしょう。

 

噛まれると「攻撃的」と思ってしまいますが、攻撃しようとして人を噛むことはとても少ないといわれています。

 

ハムスターが本気で噛む理由は強い恐怖や不安によるもの。

 

本当は逃げたいけれど逃げられないので、身を守るために必死に抵抗している状態です。

 

まだお迎えして間もないのにかまいすぎているということはありませんか?

 

環境に慣れる前は飼い主に怯えていたり、縄張りを荒らす敵と思われている可能性もあります。

 

ゆっくり時間をかけて恐怖心を取り除いてあげましょう。

 

参考記事:

 

でもハムちゃんに本気で噛まれるとかなり痛いんですよね。

 

体が小さくてもあなどれません^^;

 

なかなか離してくれないときは、わき腹を優しくつんつんすると離してくれます。

 

ただし噛まれた指を押し込む、ハムスターを振り回すなどの行為は危険なのでやめましょう。

 

妊娠/子育てをしている

メスのハムスターは妊娠や子育てをしているとき、母性本能が働いて攻撃的になりがちです。

 

むやみに手を出すと、追い払おうとして噛まれることも。

 

ハムスターはメスだけが子育てをするため、余計に警戒心が強くなるのです。

 

妊娠中や子育て中のメスには、安心して過ごしてもらうことが大切。

 

静かにそっとしておいてあげましょう。

 

体調が悪くて噛む

体のどこかが痛いときや体調が悪いとき、ハムスターはあまりかまわれたくありません。

 

自然界では、弱っている姿を敵に見られるとすぐに狙われてしまうため、我慢して平気なふりをするわけです。

 

そのようなときにかまおうとすると、手に噛みついてくることがあるでしょう。

 

具合が悪そうだと、心配でいつも以上に触りたくなってしまいますが、いち早く病院へ連れて行くほうに気持ちを切り替えてみてください。
 

動物性たんぱく質の不足

野生のハムスターは昆虫を食べて「動物性たんぱく質」を摂取していますが、飼育下だとなかなか補給できません。
 
そこで飼い主の指に噛みつき、動物性たんぱく質を補おうとすることがあります。
 
このときの対策としては、ミルワームを与えるのがおすすめ。
 
ミルワームは「チャイロコメノゴミムシダマシ」という昆虫の幼虫で、ハムスターが好きな食べ物の1つです。
 
  • 栄養価が高く、消化しやすい
  • 病気や疲労の回復にも効果的
  • 自然界に近い食事で満足する
  • 飼い主になつきやすくなる
などのメリットも。
 
ミルワームには「生タイプ」と「乾燥タイプ」があります。
 
私はどちらも愛用していますが、生きている虫が苦手な方は乾燥タイプをあげてみましょう👇

 
生きたミルワームはエサ(ふすまを食べます)を与えたり、冷蔵庫で保存したりと管理が大変ですが、これなら常備するのもラクですよ。

ハムスターが手を舐めてくる理由

ハムスターは人の手を舐めてくることがあります。

 

我が家のシナモンもときどき舐めてくるのですが、飼い主に甘えているみたいでとっても愛らしいですよね。

 

しかしこれは甘えているわけではなく、単なる味見なのだそう。

 

ハムスターは味の違いが分かる動物なので、味見をするのはごく自然なことかもしれませんね。

 

ちなみにハムスターに限らず、野生の動物はミネラルを補給するために石を舐めることもあるといわれています。

 

ハムスターが人の手を舐めるのが同じ理由かは定かではありませんが、飼い主さんの手がいつもと違う味がしたのかもしれません。

ハムスターの甘噛み、本気噛みの意味を知って正しく対処しよう!

ハムスターが手を噛むのには、主に5つの理由があります。

  • 警告や確認のために甘噛みする
  • 恐怖心から本気で噛む
  • 妊娠/子育てをしている
  • 体調が悪くて噛む
  • 動物性たんぱく質の不足

 

その子がどんな理由で噛んでいるのか読み取り、適切に対処しましょう。

 

まだお迎えして間もないときは、飼い主さんに慣れていないために本気で噛んでくる場合もあります。

 

その場合は、根気よくお世話することで少しずつ慣れてくるので、焦らずハムちゃん目線で接してあげてくださいね^^