こんにちは♪
ふわふわの毛が生えたハムスターですが、実は寒さが苦手。
季節の変わり目はもちろん、真冬の急激な冷え込みは大敵です。
特に飼い主が留守中に、温度管理がされていなかったために死なせてしまうというケースは意外と多いもの。
ハムスターを寒さから守るためには、エアコンを使って常に一定の温度を保つことが大切です。
でも一年中エアコンを使うとなると、ちょっと電気代が気になる…という方もいらっしゃいますよね。
そこで本記事では100均グッズをはじめとした身近なアイテムで、経済的にハムちゃんの寒さ対策する方法を解説します^^
ただし、本格的な寒さ対策には「100均のみ」では不十分です。
あくまでも100均アイテムは、補助的に使うと良いものと心得ましょう。
今回は
- ハムスターの適温と、防寒を始める時期
- ハムスターの疑似冬眠について
- 100均でそろうハムスターの寒さ対策グッズ
- 100均にプラスしたい便利アイテム
- ハムスターの寒さ対策で注意したいこと
をまとめました。
愛ハムが厳しい冬を越せるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
- ハムスターの寒さ対策について
- 100均でそろうハムスターの寒さ対策グッズ
- 100均グッズにプラスしたい!ハムスターの寒さ対策5選
- ハムスターの寒さ対策で注意したい3つのこと
- ハムスターの寒さ対策を徹底して、厳しい冬を乗り切ろう!
ハムスターの寒さ対策について
まずハムスターが寒さに弱い理由や、ハムスターの適温についておさらいしましょう^^
ハムスターは気温の変化に対応するのが苦手
ハムスターは寒さに弱い生き物です。
むしろ寒さだけでなく暑さにも弱いのが特徴。
野生のハムスターが暮らす巣穴の中は一定の温度を保っているため、「暑い、寒い」という気温の変化に順応する能力が備わっていないのです。
ハムスターの飼育をするなら、温度管理を徹底して快適生活を送らせてあげましょう。
ハムスターの適温は?
ハムスターにとって過ごしやすいのは
☑ 気温20℃~26℃
☑ 湿度40~60%
です。
日頃から温湿度計を使い、気温と湿度を把握するとよいでしょう。
👇私のおすすめ温時計は、ハーモニーサーモです。
ケージのタイプを問わず簡単に取り付け可能&コードレスなのでハムスターが齧る心配もありません^^
ハムスターの疑似冬眠に注意
冬にハムスターを飼ううえで、一番気をつけたいのが疑似冬眠と呼ばれるもの。
疑似冬眠は読んで字のごとく“疑似”の冬眠で、クマやリスなどの正常な冬眠とはまったく別物です。
いわゆる低体温症を起こしている状態で、気温が10℃を下回ると陥ると言われています。
この状態からの回復は難しく、そのまま死に至るハムスターも少なくありません。
疑似冬眠にならないように、しっかりと防寒対策をしていきましょう。
参考記事:
ハムスターの寒さ対策はいつから必要?
地域にもよりますが、ぐっと気温が下がるのはだいたい10月頃。
春先も、朝と夜が冷え込みます。
10月頃から4月の上旬にかけては、防寒を心がけたほうが無難です。
また自分の基準ではなく、ハムスターをよく観察して判断しましょう。
☑ 巣箱から出てこない
☑ 動作が鈍い
☑ 食欲が落ちる
などの様子が見られる場合は、ハムスターが寒がっている可能性大。
気温という数字だけでなく、ハムちゃんの行動からも総合的に判断してください^^
100均でそろうハムスターの寒さ対策グッズ
少し肌寒さを感じる、春先や初秋。
これくらいの季節は、手軽に100均グッズで寒さ対策するのもおすすめです。
寒さにも段階があるので、冷え込みの度合いに応じてうまく使ってみましょう。
ダンボール
100均でも購入できるダンボール。
古典的に思えるかもしれませんが、これでも十分な防寒対策になります。
やり方はとっても簡単!
ケージの上から段ボールをかぶせて、上からバスタオルなど大きめのタオルをかけるだけ。
ケージ全体をおおってしまうとハムちゃんが苦しいので、空気穴をあけたり一部切り抜くなど工夫してみてください。
発泡スチロール
ダンボール同様、ケージを囲って使います。
ケージ内に冷たい空気が流れ込むのをふせぐので、保温効果が期待できるでしょう。
ケージに合う大きさの発泡スチロールを用意するか、ケージに合わせてカットするのがおすすめ。
ダンボールと同じく、通気口を完全にふさがないように注意してくださいね。
エアマット(プチプチ)
割れ物などを保護するためのエアマット。(通称プチプチ)
ケージの底に敷くことで、ケージが底冷えするのをふせぎます。
エアマットにダンボールや発泡スチロールを組み合わせると、保温効果がアップするのでなお良し☆
なにかと余りがちなエアマットも、工夫次第で有効活用できますよ^^
アルミシート
厚手のアルミシートは、高い保温効果が期待できます。
ダンボールや発泡スチロール同様に、ケージを覆って寒さ対策をしましょう。
アルミシートは、ハサミでカットしやすいのが嬉しいポイント。
ケージの大きさに合わせて調整してみてください♪
カイロ
私たちが寒いときに衣類に貼るカイロ。
これがハムスターの寒さ対策にも一役買ってくれるのです。
我が家では手ごろなブランケットを用意して、カイロを2つくらい貼ります。
1つは巣箱の下に来るように位置を調整し、あとはケージを乗せるだけ♪
カイロがくっつきやすいように、毛足の短いブランケットを選ぶのがおすすめです。
ブランケットがあるとケージの底冷え防止にもなるので、ぜひカイロと併用してみてくださいね^^
100均グッズにプラスしたい!ハムスターの寒さ対策5選
冬本番を迎えたら、本格的な寒さ対策が必要になります。
平均気温が10度前後となるような季節に、100均グッズだけで対応するのは不十分;;
以下のアイテムを組み合わせて、万全な防寒をしましょう。
床材を厚めに敷く
いつもより多めの床材を敷くだけなのですが、保温効果は格段にアップします。
通常2~4㎝が目安ですが、寒い季節は5㎝前後たっぷりと入れましょう。
ただし床材が多いと歩きづらそうにするハムちゃんもいるので、その場合は加減してくださいね^^
冬用ハウス
ハムスターのおうち=巣箱を「冬仕様」に替えるのも有効です。
私たちが衣替えをするように、ハムスターのおうちである巣箱を季節に合わせてチェンジしてあげましょう。
👇かわいくて暖かそうなハウスを見つけました♪
遠赤外線使用により暖かさをキープしてくれる優れもの。
中でぬくぬく温まる可愛い姿が見られるでしょう^^
小動物用ヒーター
ケージの下に設置できる“パネル式”のヒーターで、ケージの底を温めます。
ケージ内の温度を、+5度くらい上げることが可能です。
ただし、置き方には注意が必要。
底全面を温めると、暑くなりすぎたときにハムスターが逃げ込む場所がなくなってしまいます。
ケージ底の半分~1/3面積を目安に、セットしてください。
設置したあとも、こまめに観察しましょう^^
👇口コミが良かったこちら♪
暖かさ(高温と中低温)を選べるうえ、電気代が1時間あたり約0.3円とリーズナブル。
フレキシブルチューブで、コードをいらずらから保護してくれるのも安心ですよ^^
エアコンなどの暖房器具
もっとも寒さが厳しくなる12月~1月は、エアコンの出番です。
もし何もつけなければ、室温は10℃前後にまで下がることも。
ハムスターの“疑似冬眠”が起こるボーダーラインになるので、十分注意してください。
なお、エアコンは24時間自動運転が好ましいです。
ハムスターが凍えてしまわないように、外出時でも消さずにでかけましょう。
電気毛布
ついに我が家も電気毛布を買いました!;;♡
(2022/12/21追記)
うちは今年からチンチラさんも飼っているのですが、適温がハムちゃんと異なります。
そのため去年とは違い、温度管理がとても難しい…。
そこでハムちゃん飼い主さんたちの間で話題(?)になっていた電気毛布を購入。
結論、めちゃくちゃよいです!
家全体はやや寒いくらいで(人間は我慢します。笑)、ハムスターケージのみ電気毛布をオン!
電源を「強」に入れてから30分ほどで19℃から25℃までアップします。
電気代も安く、無駄がないのでおすすめです♪
👇私はこちらを愛用しています。
あたたかさが3段階に調節可能で水洗いできるところがお気に入り。
後日自分用にも購入したので、ハムたちとおそろいです。
もう一回り大きめの188×130㎝も展開されているので、ケージのサイズにあわせて選ぶとよいでしょう。
我が家のケージはグラスハーモニー450プラスですが、十分あまるくらい大きかったですよ^^
ハムスターの寒さ対策で注意したい3つのこと
ハムスターの寒さ対策は、一歩間違えるとケガや病気の原因になったり、十分な保温効果が得られないことがあります。
特に
- ケージを窓際や床に置かない
- エアコンを放置しない
- ペット用に市販されている以外の布製品を入れない
の3点には、注意が必要です。
順番に補足しましょう。
ケージを窓際や床に置かない
1つ目が「ケージの置き場」について。
窓際や床に直置きするのは、良くありません。
窓際はすきま風が入り冷えやすく、床は底冷えしてしまいます。
すきま風が入りにくい適切な場所を選び、テーブルなどの上に置くようにしましょう。
エアコンやストーブを放置しない
2つ目は「暖房器具の取り扱い」についてです。
暖房器具はつけっぱなしが好ましいですが、完全に放置するのは危険。
1日の間でも気温の変化はあるので、同じ設定温度のまま稼働させておくのは不安ですよね。
昼夜の気温差が激しい季節は、特に注意が必要です。
つけて安心するのではなく、気温とハムスターの様子をこまめにチェックしましょう!
ペット用に市販されている以外の布製品を入れない
靴下やタオルなどの布製品は、おすすめしていません;;
タオルのような“パイル地”は爪に引っかかりやすく、ハムスターが自分で取ろうとして骨折してしまうおそれがあります。
小動物用に市販されているものは、毛足の短いフリース生地などを使用しているので比較的安心ですが「ペット用だから大丈夫」と盲目的に信じるのは危険です。
性格によっては(食べ物ではないのに)布を食べてしまう子もいます。
すると布がほお袋にくっついて頬袋脱という病気を引き起こしたり、消化できずに腸閉塞に陥る可能性も。
ハムスターの寒さ対策を徹底して、厳しい冬を乗り切ろう!
寒さに弱いハムスター。
適切な防寒対策をしなければ、体調不良や疑似冬眠に陥るおそれがあります。
ハムスターの適温である20℃~26℃を保てるように、寒さのレベルに応じて対策しましょう。
防寒グッズには
- ダンボール
- 発泡スチロール
- エアマット(プチプチ)
- アルミシート
- カイロ
などの100均アイテムも有効です。
ただしこれだけで本格的な寒さを乗り切るには不十分 ; ;
あくまでもエアコンなどの暖房器具を主軸に、100均アイテムもプラスしてみてください^^
またハムスターの寒さ対策は、一歩間違えるとケガや病気の原因にもなりかねません。
☑ ケージを窓際に置かない
☑ エアコンやヒーターをつけっぱなしにしない
☑ 市販の布製品をケージに入れない
の3点にはくれぐれも注意してくださいね。
大切なハムスターが厳しい冬を元気に乗り切れるよう、しっかりと対策しましょう^^
それではまた♪
皆さま、良い1日を☆
🐹「お読みいただきありがとうございました♡」