しあわせハムDiary

かわいいハムスターとの楽しい暮らしのガイド

ハムスターの持ち方は?手で持てないときの移動方法も解説

お迎えして間もないハムスターは、なかなか触れない場合も多いですよね。

 

しかし人の手に慣らしたほうが、ハムちゃんの体を触ったり近くで見ながら健康観察ができます。

 

薬を飲ませたり、病院に連れていくときもスムーズですよね。

 

とはいえ「お迎え直後で、まだハムちゃんに触れない」「そもそもハムスターの持ち方がわからない」という方もいらっしゃるでしょう。

 

そこで本記事では、ハムスターを手で持つときの手順や、獣医さんがおこなう「保定」についてまとめました。

 

また「手で持てない子」を移動させる方法にも触れていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^

 

ハムスターの保定とは

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保定は、病院で獣医さんがハムスターを持つ方法です。

 

首のうしろをつかむ持ち方で、ハムちゃんがじっとする特徴があります。

 

暴れる心配がないため、様々な診察や処置が可能。

 

見た目は可哀想に思えますが、適切なやり方で短時間おこなえばハムスターへの負担はかかりません。

 

ただし保定は首筋の皮膚を大きくしっかりとつかむ必要があり、自己流だと間違う可能性もあります。

 

家庭でおこなう際は、獣医さんの指導を受けてからにしましょう。

ハムスターを持つ手順

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ハムスターを持つときは、以下の手順でトライしてみましょう。

 

  1. ハムスターがびっくりしないよう、正面から手を差し出す。
  2. ハムスターを左右からすくい上げる。
  3. 片方の手で背中をそっと包み込むようにする。
  4. 慣れている場合は、そのまま撫でたりできる。
  5. 慣れていない場合は、逃げようとする前におろす。
  6. 持っている高さから落ちないよう、自分の手をケージなどの床につけてから、ゆっくりと解放する。

 

なお飼い主さんの不安や緊張は、ハムちゃんに読み取られてしまいます。

 

肩の力を抜いて、落ち着いてトライしてみてくださいね^^

ハムスターの持ち方で気を付けたいこと

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注意したい持ち方や、やってはいけない持ち方もあります。

以下で見ていきましょう。

 

上からつかむ

上からつかまれるのは、野生下で天敵に襲われるときと同じアプローチになってしまいます。

 

ハムちゃんにとって強い恐怖になるので避けましょう。

 

力を入れて持つ

強くつかんだり、力を入れて抱っこするのはハムスターが怖がります。

 

落とさないようにと気を付けるのは良いことですが、かえって恐怖を与えてしまうので注意してくださいね。

 

体の一部だけをつかむ

足やしっぽなど、体の一部だけをつまんでぶらさげるような持ち方もいけません。

 

暴れて落下したり、人の手を噛むなどの危険があります。

 

なおハムスターが触られたくないのは、以下のようなところ。

 

  • 耳:情報をキャッチする大切な部分
  • しっぽ:軽くつまんだだけでも激痛
  • 足:少しの力でも骨折するおそれがある
  • おなか:急所

 

手で持ったあとスキンシップをはかるときは、背中やおでこなどをなでてくださいね。

 

床から高い位置で持つ

慣れないうちは、床に近いところで持つようにしましょう。

 

ハムスターはあまり目がよくないので、高さがあることをはっきり認識できていません。

 

高所から飛び降りる能力もないため、飛び降りたりすると大ケガにつながります。

 

同様の理由で、手に持ったまま歩き回るのも危険。

 

万が一ハムちゃんが手から逃げてしまったときに、「大事に至らない高さ」で持ってくださいね。

ハムスターを手で持てないときの移動方法

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お迎え直後で警戒心が強いときは、ハムちゃんを持つことが難しい場合があります。

 

また性格によっては、生涯「手乗り」にならない子もいるでしょう。

 

ちなみに我が家のロボハム、ジル&ココも手乗りになりません^^;

 

そんなときは、無理に手で持つのではなく別の方法で移動させればOKです。

 

私の場合は、ジャンガリアン♀のシナモンが懐くまでの間、プラスチックケースに誘導し、それごと持ち運んでいました。

 

おやつなどの好物を入れたプラスチックケースをケージにセットし、中に入るように誘導(笑)

 

入ってきたところで、ケースを移動させます。

 

病院に行くときやケージを掃除したいときは、この方法を使ってみるのも一案です。

 

プラスチックケース以外では、ハムスター用のトンネルなども代用できますよ^^

 

ただしケースから脱走してしまわないように、高さがある筒状のものか、蓋付きのものを使ってくださいね。

適切な持ち方でハムスターを移動させよう

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ハムスターの持ち方についてまとめました。

 

ハムちゃんを手に慣らすと、病院に行くときや健康観察のときもスムーズです。

 

適切な持ち方と手順で、ハムスターを手に乗せましょう。

 

また気難しい性格の子や、新しい環境に慣れていない子は手で触れないときもあります。

 

その場合はプラスチックケースやトンネルにうまく誘導し、それごと持ち運ぶのもひとつの方法です。

 

どうしてもハムちゃんを移動させる必要があるときに試してみてくださいね。

 

それでは♪

お読みいただきありがとうございました♡