こんにちは♪
よく、ひとくくりにされがちなハムスターとネズミ。
ハムスター好きからしたら「全然違うじゃん!」と言いたくなりますよね(;'∀')笑
しかし具体的にどう違うのかは、意外と説明できなかったりしませんか?
今回は“ハムスターとネズミはどう違うの?“に答えられる雑学をご紹介します^^
ハムスターとネズミの主な違いは3つ
一見似ているように思えるハムスターとネズミですが、見た目も機能も違いがたくさんあります。
なかでも大きな違いは3つ!
毛のやわらかさ、ほお袋の有無、しっぽの長さです。
1つずつ見ていきましょう。
毛のやわらかさ
まずは毛のやわらかさ。
ネズミもハムスターも「げっ歯目」までは同じです。
そこからさらにネズミは「ネズミ科」、ハムスターは「キヌゲネズミ科」に分けられます。
このキヌゲネズミは「絹のように美しい毛」という意味から名づけられました。
絹とは、光沢のあるきれいな繊維のこと。
つまり、ハムスターは「絹のように美しい毛を持ち、触り心地もなめらか」ということなのです。
これ、最高の誉め言葉ですよね!
この毛質はジャンガリアン、ゴールデンなど種類を問わず、全てのハムスターに共通しています。
一方ネズミはハムスターに比べてかたい毛質で、目を閉じて触っても違いがわかると言われていますよ!
ハムスターにはほお袋がある
次にほお袋の違い。
ハムスターにはほお袋がありますが、ネズミにはありません。
げっ歯類で冬眠をする動物にはほお袋がついていますが、ネズミは冬眠をしないのでついていないのです。
ちなみにこのほお袋、どれくらい食べ物をつめられると思いますか?
なんとゴールデンハムスターの場合、ひまわりの種なら約100個つめられるそうですΣ(・ω・ノ)ノ!
片側に50個ずつ、両方で100個らしいのですが、すごいですね~!
(※個体差があると思います)
参考記事:
ちなみに、ほお袋が外側に飛び出してしまう「ほお袋脱」はご存知でしょうか?
しまい忘れのときもありますが
✔ 食べ物のつめすぎ
✔ 内側にできた傷が原因
という場合もあります。
いずれにしても元の位置に戻さなければいけないので、病院に連れて行くようにしましょう。
しっぽの長さ
最後にしっぽの長さ。
ハムスターはちょこんと短いしっぽがついていますが、ネズミのしっぽは長いですよね。
ネズミのほかにも、しっぽが長い動物はたくさんいます。
リスやネコ、サルたちがそうですね。
彼らに共通するのは、木に登る、ジャンプするなど、立体的な動きをすること。
その動作をするときに、長いしっぽでバランスをとっているのです^^
一方ハムスターは、立体的な動きはぜず、地面を歩き回って生活しています。
もししっぽが長ければいつも引きずらなければいけなくなり、とても邪魔なのです。
またハムスターと同じように、地中で暮らすモグラのしっぽも短いです。
地中に穴を掘ったり地上を歩き回ったりする生活では、長いしっぽは必要ありません。
どんどん退化していき、現在のような短いしっぽになりました。
まとめ
ひとくくりにされがちな、ハムスターとネズミの違いをご紹介しました☆
ハムスター好きとしては聞き捨てならない「ネズミでしょ!?」の一言に反論できるトリビア、ぜひ使ってみてくださいね♪
それにしても生活に合わせてしっぽが短くなるのは、生き物の順応性を感じますよね。
私たち人間も使わない部分は退化していくはずなので、衰えたくない機能は日々鍛えないといけないなと思った今日この頃です^^
それではまた♪
皆さま、良い一日を☆
🐹「お読みいただきありがとうございました♡」