見た目や仕草が愛らしいハムスター。
鳴き声や飼育スペースの心配もいらないので、ペット初心者の方にも人気ですよね^^
しかしはじめてハムスターを飼う場合、「必要なお世話がわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、食事の与え方や掃除の方法など、ハムスターに必要なお世話をまとめてみました。
ハムスターの飼い方についてまるっとわかる内容になっていますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
ハムスターのお世話【毎日編】
毎日欠かさずやることは
- 食事(飲み水)の用意
- 簡単な掃除
- 健康チェック
- ハムスターとのふれあい
の4つです。
最初は大変かもしれませんが、慣れてくると30分程度で完了します。
1つずつ見ていきましょう。
食事(飲み水)の用意
ハムスターの主食は、ペレットと呼ばれるもの。
これを、体重の5~10%を目安に与えます。
バランスアップと心の栄養をかねて、野菜や果物をプラスしてもよいでしょう。
また野生のハムスターは昆虫なども食べているので、チーズやササミのような動物性たんぱく質も好みます。
食事の用意は1日1回、夕方~夜がベストです。
ハムちゃんの好物を取り入れながら、その日のメニューをあげましょう。
なお飲み水も毎日交換します。
水道水で大丈夫ですが、ミネラルウォーターをあげたい場合は必ず軟水を選んでください。
以下の記事では、食事と飲み水の与え方についてくわしく紹介しています。
簡単な掃除
細菌に弱いハムスターにとって、不衛生なケージ内は病気にかかりやすく危険です。
毎日やる掃除は簡単でかまいませんので、汚れた部分をきれいにしましょう。
具体的に必要な掃除は
- 食器の交換
- 巣箱の点検
- 床材の部分交換
- トイレ掃除
の4つです。
順番に見ていきましょう。
食器の交換
前の晩に入れた食器を取り出して、食べ残しが無いかを確認します。
食器は2つ以上あると、取り替えやすく便利です。
また常に濡れた状態の給水ボトルは雑菌が繫殖しやすいもの。
飲み水を交換する際に、さっと洗うようにしてくださいね。
巣箱の点検
1日1回は巣箱を点検し、生野菜や果物などの傷みやすい食べ物が隠されていないかチェックしましょう。
時間が経って傷んだものを食べてしまうと、下痢や軟便の原因になります。
古い食材を見つけたら、すみやかに捨てるようにしてください。
床材の部分交換
床材が排泄物や食べこぼしなどで汚れていたら、その部分を捨てて補充しましょう。
ケージ底の汚れがひどい場合は、濡れた布巾などで拭き取ってください。
トイレ掃除
汚れたトイレ砂だけを取り除き、新しい砂を少し補充します。
このとき、おしっこやフンに異常がないかもチェックしましょう。
健康チェック
触っても大丈夫な子であれば、撫でたりしながら健康チェックをするのがおすすめ。
- 食欲が落ちた
- 鼻水や目ヤニが出ている
- 耳が汚れている
- 歩き方がおかしい
などの異常がないかを、観察しましょう。
デリケートなハムスターにとって、些細な病気でも命取りになります。
健康チェックを毎日欠かさずおこない、病気やケガの早期発見に努めましょう。
ハムスターとのふれあい
かわいいハムスターとのふれあいタイムは至福の時間。
その子の慣れ具合に合わせてコミュニケーションをとりましょう。
手乗りの訓練をおこなうなら、このタイミングがおすすめです。
ハムちゃんの遊ばせ方についてはこちら。
ハムスターのお世話【ときどき編】
毎日のルーティンのほか、ときどき必要なお世話もあります。
- ケージや飼育グッズの掃除
- 定期健診
- 季節を先取りした準備
- フードの賞味期限切れをチェック
は、それぞれ適切な時期に正しい方法でおこないましょう。
以下でくわしく解説します。
ケージや飼育グッズの掃除
不衛生な飼育環境は、雑菌が繁殖しやすくハムスターにとって危険です。
適切なタイミングでケージや飼育グッズを掃除しましょう。
2~3日に1回の掃除
ハムスターは決まった場所でオシッコをすることが多いですが、ウンチはあちこちでします。
2~3日もするとケージ底にウンチが溜まってくるので、このタイミングで床材をすべて交換してください。
ついでに濡れた布巾などで、ケージ底や側面、回し車の汚れを拭き取りましょう。
水気が残らないように、乾いた布で乾拭きすれば完了です。
また給水ボトルは意外と水垢がついているので、歯ブラシなどでこすり洗いをしましょう。
月に1~2回の大掃除
回し車などの飼育グッズはすべて取り外し、ケージを丸洗いします。
洗剤は無くても大丈夫ですが、使った場合はしっかりとすすいでください。
掃除後は古い床材を1/3くらい混ぜて「ここは自分の縄張りだ!」と認識できるようにハムちゃんのニオイを残してあげましょう。
またエサ皿や給水ボトルなどの食器類を漂泊するのもおすすめ。
漂白剤は、赤ちゃんの哺乳瓶用に市販されているものが安全です。
木製の巣箱など水洗いできないものは、天気の良い日に天日干しをしましょう。
結構熱くなるので、しばらく経ってからケージに戻してあげてくださいね。
参考記事:
定期健診
健康管理の一環として、年に1~2回動物病院で定期健診を受けましょう。
病気でなくてもカルテを作っておくことが大切です。
「はじめて会うのが病気で弱った状態」というのでは、獣医さんもかわいそうですし、何より十分な判断基準がありません。
またハムスターを診察できる動物病院は意外と少ないので、お迎え前に事前に探しておきましょう。
季節を先取りした準備
次の季節のための対策は早めにしておきましょう。
季節の変わり目は、急に暑くなったり冷え込んだりと予想できないこともよくあります。
ハムスターは暑さにも寒さにも弱いので、夏バテや熱中症、疑似冬眠(仮死状態)といったおそろしい事態を引き起こしかねません。
いざというとき慌てず済むように、暑さ対策や寒さ対策のグッズは事前に準備しておきましょう。
本格的に寒くなる前に、きちんと作動するか確認しておきましょう。
参考記事:
フードの賞味期限切れをチェック
ペレットや市販のおやつなど、ハムスター用フードの管理もときどきおこないましょう。
賞味期限が切れていないか、開封してから長い期間が経っていないか確認し、古いものは捨ててくださいね^^
適切なお世話でハムスターをしあわせに育ててあげよう
ハムスターのお世話についてまとめました。
初心者向けといわれることも多いハムスターですが、やるべきお世話は意外とたくさんあります。
- 食事(飲み水)の用意
- ケージ内の点検、掃除
- 健康チェック
- ふれあいタイム
などを毎日のルーティンにし、月に1~2回はケージを大掃除して清潔な住まいを保ちましょう。
また夏バテ対策や寒さ対策など、次の季節に向けた準備も必須です。
定期健診やフードの賞味期限チェックも、忘れずにおこないましょう。
適切な食事、掃除、健康チェックは、ハムスターの健康維持に欠かせません。
ハムちゃんとの時間を楽しみながら、お世話してあげてくださいね^^
なお「ハムスターのお世話・飼い方」に関する情報をお探しの方には、以下の記事もおすすめです。
それでは^^
お読みいただきありがとうございました♡