こんにちは♪
12月になり、寒さが厳しくなってきましたね;;
この季節、ハムちゃんに対して気をつけなければいけないのが疑似冬眠です。
冬眠と言っても、クマやリスがするのとは違います。
ハムスターの疑似冬眠は低体温症、いわゆる仮死状態です。
これは突発的に起こるうえ、ハムもぐったりしていたり極めて危険な状態。
もちろん病院での診察は急を要しますが、それまでに家でできることもあります。
本記事では
- ハムスターの疑似冬眠の症状
- 疑似冬眠の原因
- 応急処置の方法
- 疑似冬眠の予防法
を解説。
☑ 胸が微かに動くなど、呼吸がまだある
☑ 体が硬直していない
といった場合、応急処置で回復する見込みがあります。
普段から注意したいポイントと併せて、ご一読ください!
ハムスターの疑似冬眠【症状】
野生のハムスターが、寒さから身を守るために自ら体温を下げるこの現象。
症状として
☑ 眠ったまま起きない
☑ 呼吸、心拍、体温の急激な低下
が見られます。
最悪の場合、命も落としかねない危険な状態です。
ハムスターの疑似冬眠【原因】
疑似冬眠の原因には
☑ 気温の低下
☑ 日照時間が足りない
☑ エサが足りない
の3つがあります。
それぞれについて少し補足しましょう。
気温の低下
地域差はあれど、日本の冬は寒さが過酷です(>_<)
ゴールデンハムスターは10℃以下、ジャンガリアンハムスターは5℃以下で疑似冬眠に陥ります。
これは寒さから身を守るため本能的におこなうもの。
ハムスターの自衛手段の1種です。
夏でも、冷房が効きすぎることが原因で起こることがあります。
日照時間が足りない
1日中暗いところにケージを置いていたら危険。
ハムスターは、日照時間が2時間を下回る場合も疑似冬眠を起こすからです。
「明るい、暗い」を感じることはとても大切で、このリズムが狂うと体内時計が乱れ、様々な体調不良をきたします。
エサが足りない
健康はハムスターは、ちょこちょこ食べることで体温を維持するもの。
病気で食欲が落ちると、余計に危険になるのはそのためでもあります。
ハムスターの疑似冬眠【応急処置】
微かでも呼吸があり、体が硬直していなければ望みがあります。
まずは冷たくなってしまったハムスターの体を温めて、目を覚まさせましょう。
おすすめは、人の手で緩やかに温めること。
温度管理が難しくないので安全です。
カイロやペットヒーターを使う場合は、やけどをしないようにタオルでくるんだ上にハムちゃんを寝かせてください。
目を覚ましたらはちみつや、砂糖をぬるま湯で溶いたものを少量飲ませます。
そうして落ち着いたら、なるべく早く病院へ行きましょう。
2~3時間たっても変化がない場合。
残念ながらハムちゃんが亡くなってしまった可能性もあります。
いずれにしても獣医さんに診てもらい、専門的な判断を下してもらうことも視野に入れてみてください。
ハムスターの疑似冬眠【予防】
室温管理の徹底が一番大切です。
寒い季節は暖房を使い、ハムちゃんの適温である20~26℃をキープしましょう。
できれば電気代を惜しまず、24時間自動運転がベスト。
特に飼い主の留守中や、暖房を切ったあとの深夜は危険だからです。
暖房のほか
☑ 床材を多めに入れる
☑ 冬用のハウスにする
☑ ケージを段ボールで囲う
☑ ケージ下にカイロを置く
なども有効ですが、これだけで本格的な寒さをしのぐには不十分;;
あくまでも暖房の効果を補助する“サブアイテム”と考えましょう。
ちなみに我が家では、ハムの寒さ対策に電気毛布を買ってみました!
使った感想や使い方は、後日追記します♪
ハムスターの寒さ対策について、より詳しい内容は以下の記事からどうぞ^^
参考記事:
なお緊急事態に備えて、かかりつけ医がお休みの日に診てもらえる動物病院を探しておくことも大切です。
室温管理のほか
☑ 昼は明るい部屋で過ごさせる
☑ 十分なエサを与える
の2点も注意してくださいね^^
ハムスターの疑似冬眠に注意して、しっかり寒さ対策をしよう!
今回のまとめです。
- 疑似冬眠は最悪の場合、命も落としかねない
- ゴールデンハムスターは10℃、ジャンガリアンハムスターは5℃を下回ると危険
- 疑似冬眠の応急処置は、体を温めて、はちみつ(砂糖でも可)を与える
- 冬は寒さ対策をしっかりおこない、疑似冬眠をふせごう
寒さ対策には
☑ 床材を多めに入れる
☑ 冬用のハウスにする
☑ 段ボールでケージを囲う
☑ カイロをケージ下に置く
なども有効ですが、やはり最終的には暖房を24時間自動運転にするのが一番!
ハムちゃんは人に与えられた環境でしか生きていけません;;
寒くても、ふとんに包まったり上着を羽織ったりということは無理です。
ときにお金もかかってしまいますが、寒さのせいで命を落としてしまうことがないように手を尽くしましょう^^
それではまた♪
皆さま、よい1日を☆
🐹「お読みいただきありがとうございました♡」