しあわせハムDiary

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ハムスターの床材の種類は?選び方のポイントも解説

ハムスターの床材には、保温効果や穴掘りを楽しむ役目があります。

 

そのため必ず用意したい飼育グッズの1つなのですが、種類がとても多いですよね。

 

紙製、木製など素材も様々なので、「どれを選べばよいかわからない」という飼い主さんも少なくないはずです。

 

そこで今回はハムスターの床材の種類や、選ぶときのポイントなどをまとめました。

 

これからハムスターグッズを用意する方や、床材の買い替えを検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね^^

 

ハムスターの床材が果たす役割

床材には

  • ハムスターの歩行や、高いところから落下したときのクッション材
  • 巣穴を掘って遊べる、リラックスできる
  • ケージ内の保温効果

 

などの役割があります。

 

ケージの底にたっぷり敷いてあげましょう。

床材は身近なもので代用できる?

新聞紙や藁(わら)、布、綿などを、床材の代用品にしている方も見かけますが、基本的にはおすすめできません。

 

  • 新聞紙:吸湿性が悪く湿気がこもりやすい
  • 藁:尖った部分で目や皮膚を傷付けやすい
  • 布:繊維が足に絡まると骨折しやすい
  • 綿:飲み込んで窒息したり、消化されずに腸閉塞になるおそれも

 

ハムちゃんの床材は、専用のものを使うようにしましょう。

ハムスターの床材の種類

床材には木製、紙製、コーンチップの3種類があります。

 

それぞれの特徴や、メリット・デメリットを見ていきましょう。

 

木製

木製の床材には

  • 「スギ、マツ」などの針葉樹
  • 「ポプラ、シラカバ」などの広葉樹

の2種類があります。

 

様々な床材のなかでも、特に吸湿性や保温性に優れているのが特徴です。

 

ハムスターの床材では最も普及しているタイプで、リーズナブルな価格で手に入ります。

 

なかでも広葉樹は繊維状にほぐれやすく、ハムスターが巣穴を掘りやすいのも魅力です。

 

紙製

紙製のメリットは、ハムスターの出血、血尿、下痢などにすぐ気付けること。

 

また吸湿性、保温性にも優れています。

ただし値段はやや高く、ほこりが出やすいのがデメリットです。

 

コーンチップ

コーンチップはとうもろこしの芯や粒を粉砕したもので、ハムスターが口にしても安心なのが魅力です。

 

木製や紙製と違い、ほこりがほとんど出ないのも嬉しいポイント。

 

ただし

  • 食品を素材としているため腐敗しやすい
  • あまり出回っておらず入手しにくい

という難点もあります。

ハムスターの床材の選び方

床材はハムスターが直接触れるものなので、特に安全面を重視したいもの。

 

購入する際は、以下の2点をよくチェックしましょう。

 

異物が混ざっていないか

異物混入は、特に木製に多く見られます。

 

粉砕が不十分で木片がそのまま入っていたり、海外産の安価な床材だと小石やガラス片が混ざっていることも。

 

パッケージの外側からでも、異物が混入していないかよく確認しましょう。

 

アレルギーが起きにくいか

床材によっては、ハムスターはもちろん飼い主さんもアレルギーを起こすことがあります。

 

くしゃみや鼻水が止まらなくなったりしたら、床材が合っていない可能性大。

 

特にスギやマツなどの針葉樹を素材としたものは、アレルギーを起こしやすい代表です。

 

不安な方は

  • ポプラなどの広葉樹で作られたもの
  • 針葉樹でも「加熱処理済み」のもの
  • 紙製

などを検討しましょう。

 

1回あたりの使用量

床材は2~5㎝くらいを目安に敷くようにし、1週間に1回交換します。

 

一般的なケージの大きさ(35×25㎝程度)なら、10~12Lの床材で「3~5回分」使えるはずです。

 

冬は暖かく過ごせるように、通常より多めに敷いてあげましょう。

 

なおハムスターが歩きづらそうにしていたら量を減らす、潜るのが好きそうであれば量を増やすなど、様子を見ながら調整してみてくださいね^^

おすすめの床材5選【木製】

ここからは木製、紙製、コーンチップと、種類別におすすめ床材を紹介していきます。

まずは定番のウッドチップです。

 

刺激が少ない広葉樹素材。

 

製造過程で粉やほこりを取り除いているので、鼻が弱いハムスターにもおすすめ。

 

アレルゲンになりにくいポプラを使用した広葉樹マットです。

 

シラカバは繊維状にほぐれやすいので、巣穴堀りが好きなハムスターにおすすめです。

 

ふわふわとした触り心地が好評。

 

国産の天然ヒノキを素材とした、とても香りのよい床材。

 

ヒノキはアレルゲンとなりやすい針葉樹ですが、加熱処理済みなのでハムスターへの刺激も軽減できます。

 

ふわふわとした触り心地で巣穴掘りに適したシラカバ素材。

 

圧縮されており、ほぐすと3倍に膨らみます。

おすすめの床材5選【紙製】

続いては、ハムスターの体調管理がしやすい紙製の床材です。

 

植物性の消臭成分を配合し、アンモニア臭を軽減。

 

排泄物のニオイを抑えます。

 

蛍光染料を使用していない、ナチュラルなブラウンカラーが特徴。

 

私も使っていますが、コスパはこれが最強かなと思います^^

 

夏は涼しく、冬は暖かな使い心地。

 

ホワイトは出血に気付きやすく、体調管理には特におすすめです。

 

ほかにブラウンやピンクも展開されており、ケージをおしゃれにしたい方にもぴったり♪

 

テープ状、スクエア状の2種類のマットでふわふわ感がアップ。

 

ハムスターの体をしっかりと受け止めてくれます。

 

独自の製法で何層にも重ねて圧縮しているため、吸水性に優れたタイプ。

おすすめの床材2選【コーンチップ】

最後は、ハムスターが口にしても安心のコーンチップです。

 

 

とうもろこしの穂軸100%で作られているため、ハムスターが口にしても安心。

 

粒が大きめなのでお手入れもらくらく♪

 

原料はとうもろこしの穂軸のみ。

 

ほこりが出にくく、飼育用品のお手入れも簡単です^^

大切なハムスターに合う床材を見つけよう

ハムスターにとって欠かせない、床材の選び方をまとめました。

 

  • 安価で入手しやすく保温性の高い木製
  • ハムスターの体調管理がしやすい紙製
  • 食べても安全でほこりが出にくいコーンチップ

 

それぞれの特徴を踏まえて、その子に合うものを見つけてあげてくださいね。

 

また新聞紙などの身近なもので代用するのは危険もあります。

 

ハムスターの床材は、それ専用に販売されたものを用意してあげましょう。

 

それでは♪

お読みいただきありがとうございました♡