しあわせハムDiary

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ハムスター冬にヒーターなしで過ごすには?寒いサインや擬似冬眠も解説

ハムスターの寒さ対策グッズの1つといえば小動物用ヒーター。

 

愛用している方も多いですが、中には「ヒーターなしで防寒する方法はあるのかな?」と考える飼い主さんもいるのではないでしょうか?

 

結論からいうと、ヒーターがなくてもきちんと温度管理ができていれば大丈夫です。

 

今回はハムスターが健康に支障なく過ごせる温度や、ヒーター以外の寒さ対策について解説していきます。

 

またハムスターが寒いときのサインや、擬似冬眠に関してもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください^^

 

ハムスターは冬にヒーターなしで過ごせる?

冒頭でお伝えしたとおり、ヒーターなしでもハムスターが元気で過ごせる室温なら問題ありません。

 

ハムちゃんの適温は20~26℃です。

 

ヒーター以外でも良いので、きちんと寒さ対策をして適温をキープしましょう。

ヒーター以外の寒さ対策

ヒーター以外の寒さ対策としては、次の4つがあります。

  • 床材を厚めに敷く
  • ダンボール
  • 電気毛布
  • エアコン

それぞれについて少しずつ補足しますね。

 

たっぷりの床材

季節の変わり目や、朝晩が少し冷え込む時期は、床材を厚めに敷いてみましょう。

 

普段なら2~4㎝くらいが目安ですが、5㎝前後たっぷり敷きます。

 

これだけでも、ケージで過ごす上での体感は暖かくなりますよ。

 

ただし床材が多いと歩きづらそうにする子もいるので、ハムちゃんの様子を見ながら試してみてくださいね。

 

ダンボール

金網ケージの場合は特に効果的です。

 

やり方は簡単で、ケージの上からすっぽりとダンボールをかぶせるだけでOK。

 

ただしケージ全体をおおってしまうとハムスターが苦しいので、空気穴をあけたり一部切り抜くなど工夫してみてくださいね。

 

電気毛布

我が家はチンチラも飼っていて、チンチラの適温(17~22℃)に合わせると「ハムスターにとっては少し寒い」という状況になりがちです。

 

👇そこでコチラの電気毛布を購入しました。

 

室内はチンチラに合わせてやや低めに設定し、ハムちゃんには電気毛布で暖かくなってもらいます^^

 

セットの仕方は簡単で、ブランケットなどの布を敷いた上に電気毛布を重ねます。

 

その上にケージ(グラスハーモニー450)を置いて、スイッチオン。

 

『強』で入れたら、30分ほどでケージ内が19℃から24℃になりました。

 

そのあとは弱~中にして、上がりすぎないように気をつけます。

 

電気毛布の下に布を敷いたのは、この商品はもともと敷き毛布だからか、布製品の上に乗せないと配線部分が温まってこなかったためです。

 

(下から)ブランケット→電気毛布→ケージという順番ですね。

 

注意点としては、ケージ底の半分~1/3面積を目安にセットすること。

 

ケージの底全部を乗せてしまうと、暑くなりすぎたときにハムスターが逃げ込む場所がなくなってしまうので気をつけましょう。

 

私の場合は上記の使い方をしていますが、ケージの大きさやお部屋の温度によっても温まり方が違ってくると思うので、そこも踏まえて使うか検討してみてくださいね。

 

エアコン

安心感があるのはエアコンです。

 

気温が10℃を下回る12月~2月くらいは、24時間エアコンを自動運転しておくと余念がありません。

 

自動運転とは、設定した温度になるよう「室温」や「屋外の気温」を考慮して、エアコンが自動で判断する機能です。

 

このほうが電力も消費しづらく、一定の温度を保てるため外出時なども安心できますよ。

ハムスターの寒いサインは?

ハムスターが寒いときは

  • 巣箱から出てこない
  • 動作が鈍い
  • 食欲が落ちる
  • 丸まって寝る

などの行動が見られるようになります。

 

室温をチェックするのも大切ですが、ハムスターの個体差(毛量や体重など)によっても「感じ方」は異なるもの。

 

室温と同時に、ハムちゃんの様子も観察してみてくださいね。

 

参考記事:

ham-diary.com

ハムスターが擬似冬眠に入ってしまったら?

室温が10℃を下回ると、擬似冬眠に入ってしまったり、そのまま死に至ることも多いので注意が必要です。

 

擬似冬眠に入ってしまったハムスターの特徴は

  • 体が冷え切っている
  • ぐったりしている
  • 呼吸や心拍数が少ない

など。

 

もしこの状態に陥ってしまったら、ハムスターをゆっくりと温めて起こします。

 

温度管理が難しくなく、穏やかに温めるには人の手が一番です。

 

手が冷たいときは、使い捨てカイロで手を温めましょう。

 

ただしカイロをハムスターに直接あてるのは、負荷がかかってしまうので控えてください。

 

ハムスターが目を覚ました場合でも、擬似冬眠中は飲み食いができていないため脱水症状を起こしている可能性があります。

 

起きたからと安心せずに、動物病院で診察を受けてくださいね。

ハムスター冬にヒーターなしで過ごすには?まとめ

ハムスターの適温は20~26℃なので、この室温をキープできれば冬を元気に乗り切ることができます。

 

ヒーターを使わないとしても、エアコンや電気毛布、ダンボールなどで工夫してケージを暖かくしてあげましょう。

 

また室温が10℃を下回ると、ハムスターは擬似冬眠に入りやすくとても危険です。

 

ハムスターが寒い思いをしたり命の危機にさらされないよう、細心の注意を払ってくださいね^^