しあわせハムDiary

かわいいハムスターとの楽しい暮らしのガイド

◆当サイトではアフィリエイト広告を利用しています◆

ハムスターの動物病院の費用はどれくらい?病院のかかり方も解説

ハムスターのような小動物は、病気を隠す習性があるため、異常に気付いたときにはかなり悪化してしまっているケースが多くあります。

 

少しでも「おかしいな」と感じたら、すぐに動物病院に連れて行くことが大切です。

 

しかしハムスターは体も小さいですし「病院の連れて行き方が、いまいち分からない」という方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は

  • 病院代がどれくらいかかるのか
  • 正しい病院のかかり方
  • 病院に連れて行くときの注意点

について解説します。

 

いざ異変を発見したときに慌てないよう、病院に対する知識と心構えを持っておきましょう。

 

ハムスターの動物病院の費用はどれくらい?

ハムスターの病院代は、まちまちです。

 

というのも、動物病院は「サービス業」に区分されており、診療費が自由診療になるから。

 

ハムスターを病院へ連れて行っても、病院によって診療費が異なるのはそのためです。

 

以下で、大体の病院代について補足しましょう。

 

診察料

初診料は1,000~5,000円前後。

再診料は500~1,000円前後が一般的です。

 

これに処置費、検査料、薬代、手術費などが別途でかかってきます。

 

処置・検査料

検査料は内容によりますが、大体500~5,000円前後であることが多いでしょう。

 

検査は主に

  • 糞便検査
  • 尿検査
  • 皮ふ検査
  • レントゲン検査
  • 超音波検査

など。

 

この中でも、特殊なものや複数個の検査をおこなうと、そのぶん費用は高くなります。

 

処置に関しては

  • 爪切りが300~2,000円前後
  • 歯切りが3,000円前後

が平均的です。

 

薬代

薬を処方してもらう際は、薬とは別に、調剤料が500~1,000円前後かかります。

 

薬代は

  • 飲み薬の場合、1日あたり100~400円
  • 点眼薬の場合、1種類あたり800~1500円前後

が目安になるでしょう。

 

手術費用

最近では、骨折や腫瘍切除などの場合、50,000円を超えることも多いようです。

 

またハムスターは体が小さいぶん、麻酔や手術のリスクが高いもの。

 

病院によっては、内科的治療しかできない場合もあるので、そこも含めて確認しておきましょう。

 

なお、病状が進行していたり体力がないと手術は厳しくなります。

 

日頃から、衛生管理や栄養管理を意識しましょう。

 

【参考】シナモンの病院代は?

ちなみに我が家のシナモン(ジャンガリアンハムスター)は、2つの病院に通っています。

それぞれの代金は以下のとおりです。

 

A病院

  • 初診料 1,100円
  • 再診料 660円
  • 内服薬(2週間分) 1,650円
  • 点眼薬 1,650円
  • 調剤料 220円
  • レントゲン検査 3,300円
  • 皮膚検査(顕微鏡)1,100円
  • 真菌検査(病原体の培養検査)3,300円
  • 爪切り 670円

 

B病院

  • 初診料 1,430円
  • 再診料 1,430円
  • 皮膚検査(顕微鏡)1,980円
  • 細菌検査(病原体の培養検査)5,720円
  • レントゲン検査 3,620円
  • 麻酔 3,850円
  • 細胞診 17,600円
  • 内服薬(1週間分)1,320円

 

手術は経験したことがありませんが、診察料、薬代、検査代など結構違います。

費用が気になる方は、事前に電話で確認しておくのも一案でしょう。

ハムスターを病院に連れて行く方法と注意点

ハムスターを病院に連れて行くときは

  • お迎え前に病院を探しておく
  • 夜間に診てくれる病院を探す
  • 電話で症状を伝えておく
  • 温度管理と、持ち物の準備

の4点がポイントになります。

 

順番に見ていきましょう。

 

お迎え前に病院を探しておく

ハムスターを診察できる獣医さんは多くないのが現状です。

 

通院できる範囲でハムスターを診てくれる病院があるか、事前に確認しておきましょう。

 

夜間に診てくれる病院を探す

かかりつけの病院がお休みのときや、夜間に診てくれる病院もあらかじめ探しておきましょう。

 

また、夜間は通常より診察料が高くなるうえ、緊急時は金額について事前に説明する余裕がない場合も。

 

心配な方は、値段についても事前に聞いておくと良いでしょう。

 

電話で症状を伝えておく

ハムスターの年齢、性別、種類にくわえ、症状をできるだけ具体的にわかりやすく伝えます。

 

このときハムスターの様子を見ながら説明すると、よりベター。

 

治療費の確認もしておくと安心です。

 

温度管理と持ち物の準備

ハムスターは環境の変化に弱いもの。

 

ケージ内の温度を快適に保つために、夏は保冷剤、冬はカイロなどを用意しましょう。

 

参考記事:

 

診察材料となるフンやおしっこ、また普段つけている飼育日記があれば、一緒に持参してください。

 

なお連れて行くときは、ケージやキャリーケースをあまり揺らさないことが大切です。

 

そのため、移動はなるべく車が好ましいでしょう。

運転者が別にいる場合は、膝の上に置くと安心です。

ハムスターの病院代や診察の受け方まとめ

今回は、ハムスターの病院事情についてまとめました。

 

ポイントは以下のとおりです。

  • 動物病院は自由診療のため、病院によって診療費が異なる
  • ハムスターを診れる獣医さんは少ないので、事前に病院を探しておく
  • あらかじめ電話で症状を伝え、持ち物を確認する
  • 病院に行くときは保冷剤やカイロを活用し、温度管理に気をつける

 

ハムちゃんは環境変化に弱く、お迎えしてすぐに体調を崩してしまうこともあり得ます。

 

事前に病院を探しておくと同時に、病院事情についてしっかり把握しておくと安心です。

 

日々の飼育環境にも気を配り、健やかに育ててあげましょう。