ハムスターとのコミュニケーションにも最適なおやつタイム。
手から食べ物を受け取っておいしそうに食べる姿は、とっても癒されますよね。
しかしお迎えして間もない子の場合、「年齢的に与えても大丈夫なのかな?」と心配になる方も少なくないはずです。
そこで今回は、ハムスターにおやつを与えてもよい年齢や、おすすめの食材、与えるときの注意点などをまとめました。
ハムちゃんの適切なおやつについて、いま一度おさらいしましょう^^
- ハムスターにおやつをあげるメリット
- ハムスターにおやつをあげられるのはいつから?
- ハムスターのおやつの種類
- ハムスターにおやつをあげるときの注意点
- たのしいおやつタイムで、ハムスターとコミュニケーションをとろう
ハムスターにおやつをあげるメリット
ハムスターは、人との長時間のスキンシップは苦手です。
しかし一緒に暮らしている以上、「まったく飼い主さんに慣れない」というのも、気が休まらずストレスになってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、おやつタイムを活用して仲良くなること。
ハムちゃんに「人といるとよいことがある」と思ってもらいましょう。
手で持てるようになると「健康チェック」がしやすいだけでなく、病院に連れて行くときも困らずに済みますよ^^
ハムスターにおやつをあげられるのはいつから?
ハムスターは生後2か月くらいで大人になり、普通のごはんを食べられるようになります。
つまり生後2ヵ月経っていれば、おやつを与えてもかまいません。
ペットショップにいる子たちはだいたい生後2ヵ月くらいなので、お迎え後すぐにおやつを与えることができるでしょう。
ただしブリーダーさんや里親募集でお迎えした場合は「生後どれくらい経っているか」をよく確認してくださいね。
ハムスターのおやつの種類
ハムスターのおやつでおすすめなのは、野菜、果物、動物性たんぱく質、ナッツ類、穀類・野草などです。
野菜
いつもの野菜も、飼い主さんの手から与えれば立派なおやつになります。
コミュニケーションをかねて手渡ししてみましょう。
根菜類を中心に
- キャベツ
- コマツナ
- チンゲン菜
- 大根の葉
- カブの葉
- ブロッコリー
- にんじん
- さつまいも
- カボチャ
などがおすすめ。
なお冷蔵庫から出したばかりのものは、ハムちゃんのおなかが冷えてしまうので、常温に戻してから与えてくださいね。
👇適した野菜のストックがないときや、高齢のハムちゃんには「野菜のピューレ」もおすすめ。
原材料は国産野菜のみで、安心して与えられるのも嬉しいポイント♪
鹿児島産「安納芋」、京都産「京くれない(にんじん)」、北海道産「とうもろこし」の3種セットです。
くだもの
自然の恵みそのままの果物は、安心して与えられるおやつです。
ビタミンCも豊富で健康によいので、デイリーおやつとして積極的にあげましょう。
- リンゴ
- バナナ
- イチゴ
- ブルーベリー
- ナシ
- 柿
などがおすすめです。
ただし果物は糖分が多く、あげすぎると肥満や糖尿病の原因になります。
ハムちゃんが手に持てるくらいの少量にとどめましょう。
冷蔵庫から出してすぐは冷たすぎるので、常温に戻してから与えてくださいね。
チーズなど動物性の食材
野生のハムスターは昆虫などを食べているため、動物性たんぱく質も好みます。
- チーズ
- ササミ
- 煮干し
- 乾燥豆腐
- ビーフジャーキー
などがおすすめ。
👇我が家の定番は乾燥豆腐です。
うちにいるハムスター3匹とも大好きで、必ずストックしています♪
ただしチーズやビーフジャーキーは脂肪分も多いので、週1回のスペシャルおやつにとどめましょう。
チーズなどは、必ず「ペット用」と記載のあるものを与えてくださいね。
ナッツ類
種実類やナッツ類は、ハムスターの大好物です。
- ひまわりの種
- カボチャの種
- アーモンド
- クルミ
などをときどき与えると喜びます。
ただしナッツ類はほかの食材と比べて格段に太りやすいです。
お掃除や病院のあとの「ご褒美おやつ」として、たまに与えるとよいでしょう。
参考記事:
穀類・野草
ハムスターは粟などの穀物や、タンポポなどの野草も食べています。
👇シナモン(我が家のハム)は、粟玉が大好きです^^
そのほかに
- 雑穀(ハト餌や小鳥用配合飼料など)
- ハーブ(ミントやバジルなど)
- フリーズドライした野草
などもおすすめ。
これらはハムスターが自然界で食べていたものに近いので、精神的な満足度も高くなりますよ。
ハムスターにおやつをあげるときの注意点
ハムスターのおやつは、以下の注意点を守って与えましょう。
- 少量にとどめる
- 人間の食べ物は与えない
- 市販品を選ぶときは注意する
いくらハムちゃんが喜ぶとしても、脂肪や糖分の多いおやつを与えすぎるとあっという間に太ってしまいます。
おやつは必須のものではないので、たまに与える程度にしてくださいね。
人間のお菓子は、塩分や糖分が多く、ハムスターにとって中毒性がある場合もあるので与えてはいけません。
またハムスター用と記載された商品でも、ベトベトして歯にくっついたり、先がとがっていて頬袋を傷つけるエサもあります。
市販品だからと盲目的に信じるのではなく、いったん自分で考えるクセを付けをしましょう。
たのしいおやつタイムで、ハムスターとコミュニケーションをとろう
ハムスターは、生後2か月頃からおやつを与えることができます。
野菜や果物、動物性たんぱく質など、その子が喜ぶ食材を手から渡してみましょう。
ただし生後2か月はあくまで「体の基準」です。
お迎えして間もなかったり、新しい環境や人に慣れていないときは、かまわれるのがストレスになります。
ハムスターがすっかりリラックスしている様子が見られたら、スキンシップもかねておやつタイムをとってみましょう。
それでは♪
お読みいただきありがとうございました♡