ハムスターのお迎え初日は、とっても楽しみですしワクワクしますよね。
でも飼い始め、特に初日~1週間のお世話は注意が必要なのです。
この期間に誤った対応をしてしまうと
- ハムちゃんが懐きにくくなる
- すぐに体調を崩したり病気になる
などのデメリットが生じる可能性も。
ハムスターと暮らす上では、飼い始めの1週間が大切であると心得ましょう。
本記事では
- ハムスターのお迎え初日に注意したい3つのこと
- 最初の1週間にするべきお世話
について解説します。
ハムスターのお迎え予定がある方や、飼い始めて間もない方はぜひ参考にしてみてくださいね^^
ハムスターのお迎え初日に気をつけたい3つのこと
お迎え初日は
- ペットショップからおうちまでの運び方
- ハムスターケージの準備
- ケージへの移し方
の3点に注意が必要です。
順番に見ていきましょう。
ペットショップからおうちまでの運び方
ペットショップからおうちへ向かうときは、ハムちゃんのストレスを最小にすることを意識しましょう。
移動手段は、なるべく車を使いたいもの。
徒歩だと揺れるのは避けられないですし、公共の乗り物はニオイや音も気になります。
また長時間の移動も負担になるので、寄り道せずに帰るのがベスト。
ハムスターの気持ちになりきって、快適に移動させてあげてくださいね。
ケージの準備
お迎え前にケージを組み立てておき、帰宅後はできるだけ早くケージに移してあげましょう。
回し車などの飼育グッズも、あらかじめセットしておいてください。
参考記事:
なお、ペットショップでは
- 今まで暮らしていたおうちの床材
- 使用済みのトイレ砂
の2つを可能な限り分けてもらいましょう。
これらは新しいケージの巣箱とトイレへ。
ハムちゃんが自分のニオイで安心すると同時に、トイレの位置を覚えてもらいやすくする効果があります。
ケージへの移し方
ペットショップでは、専用の箱に入れてハムちゃんを譲ってくれます。
帰宅したら箱ごとケージに入れ、ハムちゃん自ら出てくるのを待ちましょう。
箱を揺すったり、無理やり出そうとするのは禁物。
ハムスターが怖がってしまいます。
初めての場所に来て緊張しているハムちゃんの気持ちに寄り添いましょう。
ハムスターのお迎え初日から1週間の注意点
お迎え初日と同じくらい重要なのが、最初の1週間の接し方です。
この1週間は
- ハムスターに触らない
- ケージをジロジロ見ない
- お世話は、食事と水の用意だけにする
- 掃除はトイレのみ(簡単な掃除はOK)
の4つが大切なポイントになります。
各項目について補足しましょう。
ハムスターに触らない
いざハムちゃんがおうちに来ると、あまりのかわいさに触りたくなってしまう方も多いでしょう。
でも、来たばかりのハムスターは警戒レベルMAX。
自然界で敵の多いハムちゃんは「ここは危険な場所なのでは?」「食べられてしまうんじゃないか?」と怯えています。
そんなときに手を出されるのは、ハムちゃんにとってストレスです。
今後、懐きにくくなってしまう可能性も否定できません。
参考記事:
ケージをジロジロ見ない
ハムちゃんを無事に移せたら、ケージを定位置に置きましょう。
ケージの置き場所は、テレビなどの音がうるさくなく、急激な温度変化のないところがベスト。
床に置くと人の足音が響きやすいので、テーブルの上などに置いてください。
参考記事:
最初の1週間はとにかくケージを不必要に覗き込まないこと。
生死が心配な場合は、ごはんの減り具合や活動している音などで判断しましょう。
お世話は、食事と水の用意だけにする
食事の用意ですが、最初はペレットのみでかまいません。
ペットショップで食べていたのと同じものをあげましょう。
ペレットはもっとも必要な総合栄養食ですし、1日出ていても傷まないので安心です。
ハムちゃんの警戒心がとけるまでは「ペレットをこっそり回収し、巣箱に持ち帰って食べる」がしばらく続きますが、慣れてくれば姿を見せてくれるようになります。
水分が多く傷みやすい野菜などをあげるのは、手渡しできるようになってから。
お水は1日1回交換して新鮮に保ちましょう。
掃除はトイレのみ(簡単な掃除はOK)
ケージ内の掃除は、少なからずハムちゃんにストレスを与えます。
よって、飼い始めはトイレ掃除のみで大丈夫です。
トイレは雑菌が最も繁殖しやすい場所。
毎日オシッコで汚れた砂を取り除き、新しい砂を補充してください。
ただし、トイレを使わない子、覚えられない子もなかにはいます。
その場合は、オシッコで汚れた床材を都度取り除くようにしましょう。
ケージの丸洗いなど「初めての大掃除」は、お迎えして1週間経ってからで大丈夫ですよ。
ハムスターは「お迎え初日から1週間」のお世話を大切にしよう!
ハムスターはストレスに弱いため、飼い始めで対応を誤ると
- 人に慣れにくくなる
- 体調不良や病気にかかりやすくなる
などのおそれもあります。
ハムスターの「お迎え初日から1週間」は、以下のことに気をつけましょう。
- ペットショップから帰宅するときは、騒音、揺れ、長時間の移動を避ける
- ハムをケージに移すときは、なるべくスムーズにおこなう
- ケージはあらかじめ組み立て、飼育グッズもセットしておく
- 無理やり箱から出そうとせず、ハムが自ら出てくるのを待つ
- 最初の1週間はハムに構いすぎず、最低限のお世話をする(食事、水、トイレ掃除)
最初は間違えてしまうこともありますが、真っ直ぐな気持ちと「向上心」を持って日々のお世話に努めましょう^^