こんにちは♪
ハムスターを飼おう!と決めた瞬間や、そのあと迎え入れるまでの時間てすっごくワクワクしますよね^^
私も友人と「ハムスター飼ってみたいんだよね」「いいじゃん♪ 飼いなよ!」なんておしゃべりしていたときから、実際にお迎えするまで楽しみで仕方ありませんでした。
しかし、早くおうちに連れてきたい!ハムちゃんを撫でたい!と気持ちがはやるときこそ、落ち着いて準備をすることが大切です。
どんな動物でも、ペットを飼うのは責任がともないます。
特に体が小さくて弱いハムスターの場合は、ちょっとした不備やアクシデントが命取りになりかねません。
「備えあれば憂いなし」といいますが、事前にそろえたいグッズや念頭におきたいことは山ほどあります。
本記事では飼い主さんがゆとりを持ってハムスターをお迎えできるよう、必要なことをまとめました。
- お迎えに適した時期
- 事前にそろえるべきグッズ
- 確認しておきたい3つのこと
を解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
ハムスターのお迎えに適した時期
ハムスターをお迎えするのは、気温が安定している春か秋がおすすめです。
暑さにも寒さにも弱いハムスターは、夏バテ、熱中症、寒さによる疑似冬眠(仮死状態)などのリスクがあり、真夏や真冬に飼うのは大変な部分もあります。
最初のうちはわからないこともたくさん出てくるので、夏と冬はなるべく避けてお迎えしましょう。
ハムスターのお迎えに必要なグッズをそろえよう!
お迎えの日のハムちゃんは、今までのおうちを突然追い出されて不安の真っただ中にいます。
少しでもストレスを軽減するために、事前準備をしっかりおこない、スムーズなお引越しをさせることが不可欠。
ここからは、ケージなどあらかじめそろえたい飼育グッズをご紹介します。
ケージ
ハムスターの住まいになります。
居心地のよいケージを用意してあげましょう。
ハムスターは活発なので、退屈したり運動不足にならないよう十分な広さが必要です。
床面積はゴールデンハムスターで35×45㎝、ジャンガリアンハムスターで35×25㎝が目安。
高さは25㎝くらいあるとよいでしょう。
またケージには
- 金網タイプ
- プラスチックタイプ
- 水槽タイプ
の3つがありますが、水槽タイプ以外はハムちゃんがケガをする可能性も高く危険。
安全面を考慮するなら、水槽タイプがおすすめです。
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グラスハーモニーは
- 段差がなく、シンプルな作りでハムちゃんがケガをしにくい
- 上下セパレート&前面が開く扉でお掃除が楽
- クリアで観察しやすい(写真もキレイに撮れる♪)
などの理由でおすすめです。
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くわしくは以下の記事で解説しています。
参考記事:
床材
ケージの底に敷く床材には
- クッション材
- 穴掘りを楽しむ
- 保温効果
などの役割があるので、必ず用意しましょう。
床材の種類は紙製、木製、コーンチップの3つですが、特におすすめしたいのは紙製です。
木製はものによってはハムちゃんがアレルギーを起こすおそれがあり、コーンチップは食材由来なので腐敗が心配なところ。
紙製は安全面、掃除のしやすさなど総合的に優れているので、初心者さんにもぴったりです^^
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床材について、よりくわしい内容は以下の記事をご参照ください。
参考記事:
エサ皿、給水ボトル
ごはんを入れるためのお皿と、飲み水を入れる給水ボトルも必須アイテムです。
エサ皿は何でもかまいませんが、重さがあってハムちゃんがひっくり返しにくい“陶器製”がベスト。
飲み水入れは、給水ボトルとカップなどに汲み置きする方法があります。
しかしカップだとハムちゃんがこぼしたり、床材やフードが入ったりと衛生面が気になるところ。
清潔で、なおかつケージに取り付けられる給水ボトルが個人的におすすめです。
トイレ、トイレ砂
ハムスターは「決まった場所でオシッコをする」という習性があるので、トイレを覚えてもらうことができます。
トイレ容器はハムスター用に市販されているものでも、おうちにある手頃な入れ物でもかまいません。
トイレ砂は消臭効果のあるものや、オシッコで濡れた部分が固まるもの、濡れても固まらない自然派のものなど、様々です。
我が家ではシナモンが口にしても大丈夫なように、食べても問題ないトイレ砂をずっと愛用しています^^
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おもちゃ類
回し車をはじめとした様々なおもちゃがあります。
おもちゃはハムスターの運動不足解消やストレス発散にも役立つので、必要に応じて取り入れてみましょう。
回し車
ハムスターは回し車が大好き♪
夜中になると夢中で走るハムちゃんの様子が見られますが、不適切な回し車は事故やケガのもと。
安全面を考慮した回し車を用意しましょう。
大きさは、ハムスターの体に合ったサイズのものを選んでください。
ゴールデンハムスターなら直径20㎝、ジャンガリアンハムスターなら直径15㎝が目安です。
網目になっているものや、板状のものが好ましいでしょう。
砂浴びグッズ
ハムスターは砂浴びをすることで、汚れ、嫌なニオイ、寄生虫などを落とし、皮ふを健康に保っています。
また暑いときは体を冷やしたり、爪の伸びすぎを防止する効果もある優れもの。
マストアイテムの1つとして、必ず用意しておきましょう。
砂浴び用の容器は、ペットショップなどで市販されているものや、おうちにある手頃な入れ物を代用してもかまいません。
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砂は必ずハムスター用に市販されているもの使用しましょう。
ほかの動物用の砂は目が粗かったり反対に細かすぎたりと、ハムちゃんに適さないこともあります。
また公園などの砂はネコのオシッコが混ざっていたり不衛生なので使わないようにしてくださいね^^
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チューブ、トンネルなど
チューブ、トンネル、アスレチック、かじり木などもハムスターのおもちゃとして有効。
ほかにも、食べ物を隠してハムちゃんに探検させる“食料探し遊び”は、健康管理の一環で欠かせないサバイバルスキルを養うのにぴったりです^^
ハムスターがよろこぶ遊びについて、くわしくは以下の記事をご覧ください♪
参考記事:
キャリーケース
ハムスターを病院に連れていくときや、帰省などで一緒にでかけるときに使います。
ちなみにシナモンの場合はお迎え後すぐに体調を崩してしまい、キャリーケースを用意していなかったので慌てたことがありました。
予想外の出来事が起きても大丈夫なように、早めに準備しておきましょう。
ハムスターの運び方については、以下の記事で解説しています。
参考記事:
季節対策グッズ
季節によっては、体を冷やすグッズやあたたかくするためのアイテムが必要になります。
ハムスターは暑さにも寒さにも弱く、気温変化が命取りになることもあるほど繊細です。
以下の記事では夏バテ対策や防寒対策について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
参考記事:
温度計・湿度計
ハムスターの適温は20~26℃で、湿度は40~60%が好ましいです。
これより低い、または高いとハムちゃんが健康を害するおそれがあります。
いつでも気温と湿度を把握できるよう、温度計と湿度計を常備しましょう。
人間にとっての「暑い寒い」をあてにするのではなく、きちんと数字で管理してくださいね^^
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またハムスターの温度管理について、よりくわしい内容は以下の記事をご覧ください。
参考記事:
体重計
ころころと太ったハムちゃんはかわいいですが、肥満は万病のもとです(>_<)
反対に瘦せすぎているのも、何か病気が隠れている可能性があり危険信号。
2~3日に1回はキッチンスケールで、体重をはかりましょう!
0.1g単位で表示されるものがおすすめ。
ペットサークル
運動しながらハムちゃんの好奇心も満たせる、おすすめの遊びが“部屋んぽ”です。
しかし落ちている食べ物の誤飲や、コード類を噛むことによる感電、高いところからの落下など、部屋んぽにはリスクも潜んでいます。
参考記事:
これらの事故をふせぐには“ペットサークル”がおすすめ。
組み立ても簡単なものが多く、ハムスターを危険から守ることができますよ^^
ハムスターをお迎えするまでに準備したい3つのこと
飼育グッズをそろえたら、あと一息です♪
ハムスターをお迎えするまでに
- ケージの置き場所を決める
- 動物病院を探しておく
- 自分のスケジュールを確認する
の3点を準備しておきましょう。
それぞれについて補足します^^
ケージの置き場所を決める
ケージは、四方からじろじろ見られないように、一面は壁沿いになるところに置きましょう。
うるさかったり、極端な温度にならない場所であることも大切です。
また犬や猫のニオイがするのもハムちゃんにとって恐怖になるので避けてください。
地震対策もふまえて、すぐそばに倒れてきそうな家具などが無いかも確認しましょう。
参考記事:
安全面と居心地のよさを考えて、適切な場所を選んでくださいね^^
動物病院を探しておく
ハムスターを診察できる動物病院は意外と少ないもの。
また病院までの移動もハムスターにとって負担になります。
家の近くや通える範囲で、ハムちゃんを診れる動物病院があるか事前に確認しておきましょう。
参考記事:
自分のスケジュールを確認する
ストレス軽減やハムちゃんと仲良くなるための一環で、お迎えして1週間は最低限のお世話以外しないのが鉄則です。
とはいえ、予期せぬ事態がおこったり、ハムスターが早々に病気になってしまうこともあり得ます。
そのため飼い主さんが学校やお仕事で忙しい時期は、お迎えを避けたほうが無難。
自分の心に余裕があるタイミングでのお迎えを検討しましょう。
準備が大切!ゆとりを持ってハムスターをお迎えしよう♪
手のひらに乗るほど小さく、見た目も仕草もかわいいハムスター。
ペットショップで一目惚れして、衝動的におうちに連れて帰りたくなることもあるかもしれません。
しかしどんなペットでも、うまく育てるには準備や下調べが必須。
環境変化やストレスに弱いハムスターの場合は、特に慎重に扱う必要があります。
ケージやトイレなどの飼育グッズは事前にそろえ、レイアウトも済ませておきましょう。
フードと床材はペットショップで使っていたのと同じものを購入するのがおすすめ。
ケージの置き場所も考慮し、ハムちゃんが落ち着く住まいを用意してあげてください。
また動物病院を探しておくこと、学校や仕事が忙しい時期を避けることもポイントです。
備えあれば憂いなし。
心に余裕を持ってお迎えし、しあわせなハムライフを送りましょう^^
それではまた♪
皆さま、よい1日を。
🐹「お読みいただきありがとうございました♡」