しあわせハムDiary

かわいいハムスターとの楽しい暮らしのガイド

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ハムスターの選び方は?種類や入手先、元気な子の見極め方

小動物ペットのなかでも大人気のハムスター。

 

お散歩もいらず比較的お世話も簡単なことから、飼いやすいイメージが強いかもしれません。

 

そのためペットショップなどで一目惚れして、衝動的にお迎えする飼い主さんもいるでしょう。

 

しかし、ハムスターは種類によって飼いやすさなどに違いがあります。

 

今回は、ハムスターの種類ごとの性格や特徴、性別や年齢でチェックしておきたいこと、元気なハムスターの選び方を解説しました。

 

これから家族の一員になる子です。

本記事を参考に、慎重に選んでみてくださいね^^

 

ハムスターの選び方

ハムスターを選ぶときは、次の4つを決めましょう。

  • 種類
  • 性別
  • 年齢
  • 入手先

順番に補足します。

 

種類を決めよう

何はともあれ、種類を決めるところからですよね。

 

ペットとして有名なのは、ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターの2種類。

 

どちらも人に比較的慣れやすく、初心者さんでも飼いやすいといわれています。

 

この2種類のもっとも大きな違いは「大きさ」です。

  • ゴールデンハムスター:体長15㎝、体重120gほど
  • ジャンガリアンハムスター:体長7㎝、体重40gほど

 

そのためゴールデンハムスターのほうが、大きめのケージが必要になるでしょう。

 

またゴールデンは特におっとりした性格で、飼い主さんとのコミュニケーションも楽しみやすい傾向があります。

 

ただし縄張り意識がとても強いため、複数飼育は厳禁です。

 

そのほかに

  • ロボロフスキーハムスター
  • キャンベルハムスター
  • チャイニーズハムスター

という種類もいます。

 

ロボロフスキーハムスターは多頭飼育が可能ですが、臆病な性格で人にはあまり慣れません。

 

あくまで、可愛い姿を眺める「観賞用」と思っておくと無難です。

 

キャンベルハムスターはカラーバリエーションの豊富さが魅力ですが、少々気が強いので「じっくり向き合える飼い主さん」に向いています。

 

チャイニーズハムスターは入手しにくい種類ですが、人にはよく慣れるでしょう。

 

性別による違い

「オスのほうが縄張り意識が強い」「メスのほうが気が強い」などといわれますが、実際には個体差による部分が大きいでしょう。

 

またお迎えしてからの接し方によっても変わってきます。

 

これはハムちゃんに限らず、ほかの様々なペットにもいえることかもしれませんね。

 

ですので、性質面に関してはあまり性別を気にする必要はないでしょう。

 

外見上の違いとしては、成熟してくるとオスは陰嚢や臭腺が目立つようになります。

メスは乳首が目立つようになるでしょう。

 

かかりやすい病気では、「オスが生殖器疾患になるよりは、メスが子宮疾患になる確率のほうが高い」などの違いはあります。

 

離乳が終わった子にしよう

ハムスターを含む小動物は、あまりに幼い子だと飼育が難しい傾向があります。

 

そのため、ハムちゃんをお迎えするときも「離乳(生後3週間ほど)が終わり、大人と同じ食事が食べられる」という状態の子を選ぶのが賢明です。

 

幼すぎる個体は、ミルクを与えなくてはいけません。

また温度管理にも細心の注意が必要になります。

 

赤ちゃんから元気に育てるのはとても大変なので、しっかりと育っている子を選んでください。

 

反対に「大人になっている子」をお迎えすることもあるかもしれません。

 

大人のほうが警戒心は強く、それまでの人との関わりが影響を与えてきます。

 

あまり人に構われず育ってきた場合は、飼い主さんに慣れるのに少し時間がかかるかもしれないことを覚悟しましょう。

 

入手先の特徴と注意点

ハムスターをお迎えする際は、3つの入手先があります。

1つずつ見ていきましょう。

 

ペットショップ

ハムスターはペットショップで買うことができます。

 

衛生的で、店員さんがハムスターにくわしいショップを選びましょう。

 

ペットショップにいるハムスターは通常、「ちょうど成長期」という大事な時期です。

 

必要な栄養がきちんと与えられているか、ケージ内が汚れていないか、掃除が行き届いているかをしっかりチェックしましょう。

 

不衛生な環境だと、細菌感染している可能性も出てくるので注意してくださいね。

 

また夜行性のハムスターは、夕方以降に活発になります。

 

元気さや様子をよく観察できるよう、ペットショップへは夕方以降に行くのがおすすめです。

 

ブリーダー

数は少ないですが、ハムスターのブリーダーから買うこともできます。

 

お母さんハムスターからしっかり母乳を飲ませてもらい、母親や兄弟とも十分に触れ合ってきた個体を入手できるのが大きなメリットです。

 

里親募集

家庭で繁殖したハムスターを、里親募集している方から譲り受けることもできます。

 

どのように受け渡すのかなどの条件を、事前に決めておくようにしましょう。

元気なハムスターの見極め方

いよいよ楽しみにしていたハムちゃんのお迎えです。

 

ここからは、元気な子の見極め方を解説しましょう。

以下8つの項目を確認してみてください。

 

毛並みが良い

元気がないと毛づくろいができなくなるため、毛並みが悪くなります。

 

おしりが濡れていない

ウエットテイルといい、水状のウンチが出ておしりが濡れている子がいます。

 

これはハムスターにとって重篤な下痢をおこしている状態です。

 

(取扱者さんのほうで対応すべきことですが)当然ながらお迎えは避けたほうが良いでしょう。

 

歩き方がおかしくない

足を引きずったり、不自然な歩き方をしていたら捻挫や骨折のおそれがあるでしょう。

 

元気がある

ハムスターの体調がもっともあらわれるポイントです。

 

活発に動いているか、食欲はありそうかを確認しましょう。

 

耳が汚れていない

膿が出ていたり、耳が垂れ下がっている場合は、耳の病気にかかっているおそれがあります。

 

目ヤニが出ていない

目ヤニや涙目、目そのものや目の周りが赤かったり腫れているときは、眼病の確率が高いでしょう。

 

鼻水が出ていない

鼻水が出たり、鼻の下がただれている子は、風邪をひいている可能性があります。

 

歯の色と長さが正常

健康なハムスターの歯は、黄色~オレンジ色です。

 

また硬いものを食べる摩擦で、適度な長さに保たれています。

 

伸びすぎたり、曲がっていないか観察しましょう。

ハムスターの選び方まとめ

ハムスターの種類や、元気なハムスターの選び方についてご紹介しました。

 

種類に目が行きがちですが、性別や年齢、入手先など「様々な項目」をチェックして慎重に決めましょう。

 

またデリケートで治療法も限られてくるハムスターは、病気になってしまうとお世話が困難な部分もあります。

 

感染症のリスクがない子を選ぶためにも、きちんと衛生管理がされた入手先からハムスターを購入するようにしてください。

 

その際、毛並みや歩き方など「健康かどうか」も確認しましょう。

 

いろいろと書きましたが、選べるのはお迎えするまでの話です。

 

家族の一員として迎え入れたら、最期まで命の責任を持つことを忘れないようにしましょう^^