こんにちは♪
ハムスターを飼っている人の中でも、特に聞くことが多いのが「ケージを噛む」という悩み。
噛んでいるのを見るたびに気になってしまい、落ち着かないですよね。
「このまま噛み続けていてハムスターに害は無いの?」と心配にもなるでしょう。
実はハムスターがケージを嚙み続けていると健康に良くないので、なるべく早くやめさせる必要があります。
可愛いハムスターのためにも、なんとかしてあげたいですよね(>_<)
そこで本記事では、ハムスターがケージを噛む理由と対処法、おすすめの対策グッズなどを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
- ハムスターがケージを噛む理由
- ケージを噛むことによるハムスターへの害
- ハムスターがケージを噛むときの対処法
- ハムスターがケージを噛むときの対策グッズ
- ケージを噛むのをやめさせてハムスターの健康を守ろう!
ハムスターがケージを噛む理由
ハムスターがケージを噛むのにはいくつか理由があります。
1つずつ見ていきましょう。
ストレス
まず、ハムスターがストレスを感じている可能性が考えられます。
- 温度や湿度が合っていない
- ケージが狭い
- 床材やレイアウトが変わった
- ケージやトイレが汚い
- 掃除をされて自分の匂いが無くなった
など、思い当たる部分が無いか確認してみましょう!
ケージの置き場所が良くない
ケージの置き場所に問題がある場合も、ハムスターがケージを噛む原因になります。
- テレビの音がうるさい
- 窓際など直射日光が当たったり、極端に暑い、寒い場所に置いている
- 犬や猫などほかの動物の匂いがする
これらの不満を感じているために、ケージを嚙んでアピールしている可能性も。
縄張り確認のためにケージの外に出たい(散歩)
ハムスターは縄張り意識がとても強い動物なので、視界に入る範囲は安全のためにパトロールしたいと考えています。
一度でも外に出すと習慣になるので、今まで外に出ずに済んでいるならそのまま出さなくても良いでしょう。
とは言え、何度もお伝えしている通り、ハムスターは個体による性格の差が大きい動物。
散歩が好きにならない子もいますし、散歩は好きだけどケージを噛んでまでアピールしない子もいます。
傾向としては以下のようなハムスターが、散歩アピールのためにケージを噛む確率が高いでしょう。
- 好奇心旺盛
- 散歩を頻繁にしている
- 散歩が極端に少ない
散歩アピールの場合もやはり、ケージを嚙まないための改善が必要になります。
お腹が空いている
エサが足りていなかったり、エサの時間が固定されていないと「まだかな?」と思い、ケージを噛んでアピールしやすくなります。
このときやってはいけないのが、ケージを噛んだ直後にエサをあげてしまうこと。
かわいそうだからとエサをあげることによって、ハムスターが「ケージを噛めばえさがもらえる」と学習してしまいます。
本能
ハムスターは歯が一生伸び続ける生き物です。
歯が伸びすぎないように本能的に何かを噛んでしまう習性があり、そのためケージを嚙んでいる可能性もあります。
ケージを噛むことによるハムスターへの害
ケージを噛むことを放っておくのはハムスターのために良くありません。
ケージを噛み続けていると歯が変な方向に曲がってしまい、かみ合わせが悪くなります。(不正咬合)
すると曲がった歯が口の中を傷付けたり、食べられないのでやせ細ってしまう可能性もあるのです。
さらに「ストレスを解消したい」「お腹が空いている」などの不満を解消したくてケージを噛むんでいるのに、それが解決することは無いのでもっとストレスが溜まる悪循環になります。
ハムスターはストレスに弱い動物なので、体調不良につながることもあるでしょう。
ハムスターがケージを噛むときの対処法
ハムスターがケージを嚙むのは、ハムスターのために良くないとお伝えしました。
では具体的にどうやってケージを噛むのをやめさせていけば良いか、対処法を見ていきましょう。
ストレスを無くす
先にお伝えしたようなハムスターにとってのストレスが思い当たる場合は以下のことを試してみてください。
- 心地良い温度、湿度にする
- ケージ内やトイレなど掃除して清潔に保つ
- ケージが狭い場合は広いものに買い替える
- 床材、レイアウトの見直し
ハムスターが過ごしやすい環境を整えるということですね。
これらはケージを適切な場所に置くことで、改善することもありますよ。
参考記事:
ケージの外に出してあげる(散歩)
縄張り確認したい、パトロールしたいというハムスターの欲求を満たすために、ケージの外に出して散歩をさせましょう。
野生では、ジャンガリアンハムスターで60㎝、ゴールデンハムスターで10~15mもの縄張りを持つこともあります。
エサの時間を固定する、量を増やす
ハムスターにえさをあげる時間が定まっていない場合は、固定してしまいましょう!
夜行性のハムスターには、夕方~夜にかけて1日1回与えるのが基本です。
飼い主さんの生活リズムと照らし合わせて決めてみてくださいね。
また、えさの量がそもそも足りていないということも考えられます。
その場合は、ハムスターの様子を見ながら少しずつ量を増やしてみましょう。
ケージを噛んだ直後にエサをあげないことも大切です。
金網ケージの場合はケージを買い替える
思い切ってケージを噛めないタイプのものに買い替えても良いでしょう。
- 水槽タイプ
- 衣装ケースで手作りする
このようなケージであれば、噛むことができないのでおすすめです。
ハムスターがケージを噛むときの対策グッズ
上記のことを試しながら、対策グッズを取り入れるのも手です。
いずれのアイテムも、使い始めはハムスターの様子をよく観察しましょう!
ハビんぐハーモニースティック
低アレルギーで程よい硬さの広葉樹を使用したかじり木。
同メーカーの「ハビんぐ グラスハーモニー」はもちろん、1辺が25㎝以上のワイヤーケージなどにも取り付けられます。
ハビんぐ ハーモニーステップ
ハビんぐ ハーモニースティックがかわいらしいステップ(階段)になったもの。
階段上部にはエサを入れられます。
国産 りんごの木
りんごの良い香り、程よい硬さと細さでハムスターが喜ぶかじり木。
歯の伸びすぎ防止、デンタルケアにも◎
グラスハーモニー450プラス
水槽タイプのケージなので噛む心配が無くなります。
透明感のあるオシャレさや、大きく開く扉で掃除のしやすさも◎
ニチドウ ビターアップル 小動物用
りんごから抽出した天然苦み成分配合。
噛んでほしくない場所に吹きかけて使います。
ケージを噛むのをやめさせてハムスターの健康を守ろう!
今回はハムスターがケージを噛む理由と対策についてまとめました。
ハムスターは何らかのストレスを解消するため、外に出たいなどの理由からケージを噛んでしまいます。
そのまま放っておくとハムスターの健康のためにも良くありません。
- ストレスを無くす
- 散歩をさせる
- えさの時間を固定する
- ケージを買い替える
このような方法を試したり、おすすめした対策グッズなどもぜひ取り入れてみてください。
ハムスターのケージを噛む癖をやめさせて、健やかに育ててあげましょう^^
それではまた♪
皆さま、良い一日を☆
🐹「お読みいただきありがとうございました♡」